剣
提供: オーフェンペディア
剣（けん）とは、武器として使用される刃物も総称である。
概要[編集]
魔術士オーフェンシリーズのほぼ全話に登場し、オーフェン世界で最もポピュラーな武器である。銃火器が発明され、後のシリーズでは狙撃拳銃も流通している中でなおも使用されているのは、銃器が未だ暴発の危険がある事も関係していると思われる。
使い方は現実世界と同様、「斬る」「突く」「払う」が基本となっている。《牙の塔》で剣術は戦闘訓練の一つとして正式に教えられており、少し大きな街に行けば一つは必ず剣術道場が存在する。普通の学校でもクラブ活動の一環として修得を認められているところも存在する。
剣の携帯は戦時下でもなければ一般的に認められない事が多く、旅をしている場合でも帯刀する事は少ないらしい。市によっては持込が禁止されている街もあり、入手は取り扱い免許を取得した上で購入目的などを役所に申請し、正式な許可を得る必要がある。
余談だが、トトカンタ市法では魔術士の武装については、ほとんど制限されていない。
種別[編集]
形状は多種多様で、長さ20㎝前後のダガーナイフから成人男性の腰までの長さまであるロングソードだけでなく、片刃のサーベルから日本刀のような刀剣も存在しており、他にも使い手の要望に応じてアレンジされた物が多数登場している。
人間種族の歴史が200～300年と短いにも関わらず、これほど多種多様の剣が登場しているのは、使用方法及び製造方法が天人種族から伝授された事にも原因が求められる。事実、古代の魔術士狩りでは多数の剣状の天人種族の遺産が対魔術士用兵器として製造されている。
