死の教師（しのきょうし）とは、キムラック教会直属の非公式暗殺部隊の通称である。
概要
キムラック教会に仕える教師の中でも「魔術士の暗殺」という特殊任務の遂行を目的として組織され、構成員はいずれも暗殺者としての戦闘訓練を受けている。ユグドラシル神殿の防備や異端の教徒の抹殺、天人種族の遺跡の調査、敵対組織への内偵工作なども行う。その任務の特性故、キムラック市に住む市民の中で唯一、学びの壁の外へ出ることが許可されている。
教会から命じられるイリーガルな任務の請け負い手だが、死の教師の存在は公然の秘密となっており、教会の内外を問わず、その名を知らぬ者は少ない。
任務が与えられていない平常時は教会の一教師として振る舞っているが、正式な神官としての教育も受けている。[1]実質的な地位は教師長と同等に近いが、公的な肩書きは各個人の年齢に準じた官位になっている。
首長はクオ・ヴァディス・パテル。サルア・ソリュードらの造反（キムラック事変）による死の教師の壊滅後は、クオの副官だったカーロッタ・マウセンが後任となった。
備考
- 携行武器として、死の教師の象徴とも言える特製のガラスの剣が支給される。