{{シリーズ情報
|タイトル = 魔術士オーフェンはぐれ旅<br>新シリーズ
|分類 = 本編単行本版
|著者 = [[akita:秋田禎信|秋田禎信]]
|イラスト = [[akita:草河遊也|草河遊也]]
|レーベル = [[akita:TOブックス|TOブックス単行本]]
|刊行開始 = 2011年9月
|刊行終了 = 2014年5月2015年9月|刊行巻数 = 全8巻全10巻
|発行 = [[akita:TOブックス|TOブックス]]
|分類2 = 番外編|レーベル2 = [[akita:TOブックス|TOブックス単行本]]電子書籍版|刊行開始2 = 2014年11月2014年12月|刊行終了2 = 2015年9月2015年4月|刊行巻数2 = 全2巻全10巻|発行2 = TOブックス|分類3 = 文庫版|レーベル3 = [[akita:TOブックス|TOブックスTO文庫]]|分類3 = 電子書籍版|刊行開始3 = 2014年12月2017年9月|刊行終了3 = 2015年4月2018年6月|刊行巻数3 = 全8巻全10巻|発行3 = [[akita:TOブックス|TOブックス]]
}}
『'''魔術士オーフェンはぐれ旅'''』'''新シリーズ'''(まじゅつしオーフェンはぐれたび しんシリーズ)は、前作『[[魔術士オーフェンはぐれ旅]]』のシリーズ完結後の世界を描いた'''後日談'''と、それに続く'''新シリーズ'''および'''番外編'''を総括した{{underline|便宜上の呼称}}<ref>「新シリーズ」または「新章」という呼称はパブリシティやPRなどで便宜的に使用された通称であり、正式なシリーズタイトルは「「新シリーズ」または「新章」という呼称はパブリシティやPRなどで便宜的に使用された通称であり、正式なシリーズタイトルは従来と同じ「'''魔術士オーフェンはぐれ旅'''」のままである。また、本来は通巻3冊目の『原大陸開戦』以降の書き下ろしシリーズを指していたものの、現在では後日談から新シリーズまでの一連の作品を総称して扱われることが多い。」である。また、当初は通巻3冊目『原大陸開戦』以降の書き下ろしシリーズを指していたものの、現在では版元移行後の全作品を総称して扱われることも多い。</ref>である。『'''新章'''』とも表記される。
2011年9月から2015年9月にかけて[[akita:TOブックス|TOブックス]]より長編全8巻、短編集全2巻が刊行された。より長編8巻、短編集2巻の全10巻が刊行された。
==概要==
2003年に完結した[[akita:富士見ファンタジア文庫|富士見ファンタジア文庫]]『版『[[魔術士オーフェンはぐれ旅]]』(以下、'''旧シリーズ''')の続編にあたる、単行本書き下ろしの長編シリーズ。主として描かれるのは構想区分における』(以下、旧シリーズ)の続編にあたる単行本書き下ろしシリーズ。本シリーズで主として描かれるのは、過去に作者によって言及された構想区分で言うところの'''第四部'''であり、スキップされた'''第三部'''は作品としては未発表となってる。にあたり、スキップされた形となった第三部については、現時点においては未発表である。
『[[akita:秋田禎信BOX|秋田禎信BOX]]』初出の』初出である'''後日談'''(第二部のエピローグおよび第四部のプロローグに相当)を再編集したものが第1巻および第2巻として刊行され、第3巻以降は完全新作のの3作品(第二部のエピローグおよび第四部のプロローグに相当)を再編集したものが、第1巻および第2巻として刊行され、第3巻以降は完全新作書き下ろしの'''新シリーズ'''として展開された。第3巻から第5巻までは、新シリーズの開始に先駆けて全国書店で配布された[[魔術士オーフェンはぐれ旅 無料小冊子|無料小冊子]]の短編も同時収録され、また第3巻以降は小冊子やドラマCDなどの特典を同梱した初回限定版が併売された。として展開された。第四部の物語自体は第8巻で完結しており、第9巻および第10巻は'''番外編'''の短編集となっている。
この新シリーズより出版元が第3巻から第5巻までは、新シリーズの開始に先駆けて全国書店で無料配布された[[魔術士オーフェンはぐれ旅 無料小冊子|小冊子]]掲載の短編も同時収録され、また第3巻以降は、イラストのラフ画やインタビューなどを掲載した小冊子や、録り下ろしのドラマCDといった特典を同梱した初回限定版も併売された。 本シリーズより出版元が[[akita:富士見書房|富士見書房]]から[[akita:TOブックス|TOブックス]]へと移行しており、それに伴って刊行形態も文庫(A6判)から単行本(B6判/ソフトカバー)に変更されている。装丁デザインはVeiaが担当。新シリーズと並行して展開された[[魔術士オーフェンはぐれ旅#新装版|旧シリーズ新装版]]および『[[魔術士オーフェン・無謀編#しゃべる無謀編|しゃべる無謀編]]』シリーズも同様の装丁で統一されている。 [[オーフェン25周年プロジェクト]]の一環として、本シリーズの'''文庫版'''が、2017年9月より10ヶ月連続刊行されることが発表された。レーベルはTO文庫。表紙は全て描き下ろしで、あとがきも文庫版の書き下ろしが追加されている。また文庫化にあたり、各巻に英語の副題が付けられている。
新シリーズに関するよくある質問については「[[新シリーズFAQ]]」も参照のこと。
==シリーズ展開==
===後日談===
2008年9月から2009年4月にかけて、秋田禎信の公式サイト『2008年9月から2009年4月にかけて、著者・秋田禎信の公式サイト『[[akita:モツ鍋の悲願|モツ鍋の悲願]]』において、旧シリーズの後日談にあたる書き下ろし長編『[[あいつがそいつでこいつがそれで]]』が不定期に連載された。この連載中に』が不定期に連載された。この連載中に、[[akita:ティー・オーエンタテインメント|ティー・オーエンタテインメント]]が書籍化を企画し、2009年12月、によって書籍化が企画され、2009年12月、同社の出版部門[[akita:TOブックス|TOブックス]]より、更なる書き下ろしや未収録作品等を加えた『より、さらなる書き下ろしや未収録作品等をセットにした『[[akita:秋田禎信BOX|秋田禎信BOX]]』が完全予約限定生産版として発売された。
『秋田禎信BOX』には、『あいつがそいつでこいつがそれで』を改訂した『[[魔術士オーフェンはぐれ旅 キエサルヒマの終端|キエサルヒマの終端]]』に加え、旧シリーズから20年後の[[原大陸|新大陸]]を舞台とした長編『[[魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で|約束の地で]]』および短編『[[魔術士オーフェンはぐれ旅 魔王の娘の師匠|魔王の娘の師匠]]』が新たに書き下ろされた。この2作品は第四部の前日譚に位置付けられ、後に発表される新シリーズへと繋がっていく導入的な内容となっている。』が新たに書き下ろされた。この2作品は第四部の前日譚(プロローグ)に位置付けられ、後に発表される新シリーズへと繋がっていく導入的な内容となっている。
===新シリーズ===
2011年3月、後日談のさらに後の物語となる第四部の本編が「2011年3月、後日談のさらに後の物語となる第四部の本編を「'''新シリーズ'''」と銘打って始動することがTOブックスより発表された。『秋田禎信BOX』収録の後日談3作品を再編集した単行本が2011年9月・10月に連続刊行され、11月に書き下ろしの新シリーズ第1弾(通巻第3巻)となる『」と銘打って再始動することがTOブックスより発表された。『秋田禎信BOX』収録の後日談3作品を再編集した単行本が2011年9月・10月に連続刊行され、11月に書き下ろしの新シリーズ第1弾(通巻第3巻)となる『[[魔術士オーフェンはぐれ旅 原大陸開戦|原大陸開戦]]』が発売。2014年5月に発売された『[[魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(下)|女神未来(下)]]』をもって全8巻で完結した。
物語は『[[魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で|約束の地で]]』から3年後(旧シリーズから数えて23年後)の新大陸を舞台に、魔術学校の校長となった[[オーフェン]]と、キエサルヒマから来訪した新世代の[[魔術士]][[マヨール・マクレディ]]の2人を中心に展開される。
===番外編===
新シリーズ本編では触れられなかった[[キエサルヒマ大陸]]サイドのエピソードや、本編完結後の後日談を描く全話書き下ろしの短編集。全2巻。サイドのエピソードや、本編(第四部)完結後の後日談を描く、全話書き下ろしの短編集が全2巻で発売された。
==ストーリー==
==既刊一覧==
===TOブックス単行本===
{| class="wikitable nowrap"
!|巻
||{{税|3800円}}
||{{small|{{ISBN|978-4-86472-425-8}}}}
|}
===TO文庫===
{| class="wikitable nowrap"
!|巻
!|タイトル
!|発売日
!|頁数
!|価格
!|ISBN
|-
| class="center" |1
||[[魔術士オーフェンはぐれ旅 キエサルヒマの終端]]
||2017年9月1日
||252p
||{{税|650円}}
||{{small|{{ISBN|978-4-86472-612-2}}}}
|-
| class="center" |2
||[[魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で]]
||2017年10月1日
||285p
||{{税|650円}}
||{{small|{{ISBN|978-4-86472-613-9}}}}
|-
| class="center" |3
||[[魔術士オーフェンはぐれ旅 原大陸開戦]]
||2017年11月1日
||351p
||{{税|680円}}
||{{small|{{ISBN|978-4-86472-628-3}}}}
|-
| class="center" |4
||[[魔術士オーフェンはぐれ旅 解放者の戦場]]
||2017年12月1日
||380p
||{{税|700円}}
||{{small|{{ISBN|978-4-86472-639-9}}}}
|-
| class="center" |5
||[[魔術士オーフェンはぐれ旅 魔術学校攻防]]
||2018年1月10日
||319p
||{{税|730円}}
||{{small|{{ISBN|978-4-86472-641-2}}}}
|-
| class="center" |6
||[[魔術士オーフェンはぐれ旅 鋏の託宣]]
||2018年2月1日
||325p
||{{税|730円}}
||{{small|{{ISBN|978-4-86472-642-9}}}}
|-
| class="center" |7
||[[魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(上)]]
||2018年3月1日
||239p
||{{税|730円}}
||{{small|{{ISBN|978-4-86472-643-6}}}}
|-
| class="center" |8
||[[魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(下)]]
||2018年4月2日
||303p
||{{税|730円}}
||{{small|{{ISBN|978-4-86472-644-3}}}}
|-
| class="center" |9
||[[魔術士オーフェンはぐれ旅 魔王編]]
||2018年5月1日
||249p
||{{税|730円}}
||{{small|{{ISBN|978-4-86472-645-0}}}}
|-
| class="center" |10
||[[魔術士オーフェンはぐれ旅 手下編]]
||2018年6月1日
||231p
||{{税|730円}}
||{{small|{{ISBN|978-4-86472-646-7}}}}
|}
==ドラマCD版==
新シリーズ第5巻『第5巻『[[魔術士オーフェンはぐれ旅 魔術学校攻防|魔術学校攻防]]』から第8巻『[[魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(下)|女神未来(下)]]』の各初回限定版および番外編(全2巻)には、特典として新シリーズの長編エピソードを原作としたドラマCDが同梱された。また短編エピソードも『』の各初回限定版および『[[魔術士オーフェンはぐれ旅 魔王編|魔王編]]』『[[魔術士オーフェンはぐれ旅 手下編|手下編]]』には、特典として新シリーズの長編エピソードをオーディオドラマ化したドラマCDが同梱された。また短編エピソードについても『[[魔術士オーフェン しゃべる無謀編]]』シリーズにてドラマCD化されている。いずれもCD単体では発売されていない。』シリーズの特典としてドラマCD化された。 後にTOブックスオンラインストア限定でドラマCD単体での販売が決定した。
===各話リスト===