服薬暗殺者（ふくやくあんさつしゃ、アサッシン）とは、薬物を服用することで強引に身体能力を引き上げる暗殺者のこと。ハシーシャンともいう。
概要編集
向精神系の麻薬を投与することで、人体の限界を超えた驚異的な身体能力の向上を実現する。しかし、訓練時も含めて恒常的に薬物を服用し続けなければならないため、長期に渡って薬物の強力な副作用に蝕まれ、自身の寿命を著しく削ることになる。これにより服薬暗殺者は必然的に「使い捨て」の兵士とならざるを得ないため、現在では完全に廃れた過去の戦術となっているが、キムラックではいまだ根強く残っているという。
薬物への耐性編集
服薬暗殺者は訓練によって毒に対する抵抗力を高めている。薬で肉体を麻痺させられても意識を保ち、毒が効き辛くすることができる。
服薬暗殺者編集
備考編集
- 現実での「ハシーシャン」の語源は、中世の中東に存在したとされるイスラム教の一派「ハシーシャ」で、日本では俗に「暗殺教団」とも呼ばれる。さらに「ハシーシャ」の語源を辿ると、彼らが常用していたとされる「大麻」を意味する「ハシーシュ」に由来しているという説がある。また、これが転じて英語で「暗殺者」を意味する「アサッシン」(assassin)の語源となった。