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オーフェン

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'''オーフェン'''(本名:'''キリランシェロ'''、'''オーフェン・フィンランディ''')は、[[キエサルヒマ大陸]]、[[原大陸]]の[[黒魔術士]]、[[暗殺技能者]]、[[魔術戦士]]。《[[牙の塔]]》[[チャイルドマン教室]]出身。モグリの魔術士を経て、[[魔術士オーフェンはぐれ旅 (新シリーズ)|新シリーズ]]では[[スウェーデンボリー魔術学校]]の校長。[[フィンランディ商会]]の専務取締役。
異名は「'''鋼の後継'''」(サクセサー・オブ・レザーエッジ)、「'''魔王'''」など。
大陸各地を転々としながら、あてのないアザリー捜索の旅を続ける。この間、武装盗賊団に身を置いていた時期や、辺境のとある農村に滞在し、村の娘([[ハル]])と深い仲になっていた時期などがある。
17歳の頃、[[アレンハタム]]に約1年間滞在。街の診療所にアルバイトとして勤めていたが、[[ステファニー|ある事情]]から、逃げるように街を飛び出す。から、逃げるように街を飛び出す。その後の道中、とある武装盗賊団の用心棒として雇われ、[[コミクロン]]と偶然再会する。しかし、別れてから4年も経過していたことでお互いの顔つきも変わっていたため、両者とも気付くことはなかった。
18歳の頃に18歳~19歳の頃に[[トトカンタ]]を訪れる。裏路地街の一角に店を構える宿屋兼酒場「[[バグアップズ・イン]]」に部屋を借り、居候も同然に住み着き始める。約2年間をこの街で過ごすことになる。
===無謀編===
===はぐれ旅===
20歳の頃、ボルカンの思い付きで仕掛けることになった街有数の資産家20歳の頃(少なくともコギー達がアーバンラマへと帰った後)、ボルカンの思い付きで仕掛けることになった街有数の資産家[[エバーラスティン家]]に対する結婚詐欺のお見合いの席で、オーフェンは5年間探し続けていた姉[[アザリー]]の変わり果てた姿とついに再会する。しかし、《牙の塔》からアザリー討伐の任務を受けて来たチャイルドマンの手によって、オーフェンの必死の庇い立ても虚しく、アザリーは討ち果たされてしまう。ところが、アザリーと思われていた怪物が実は精神が入れ替わったチャイルドマンで、それを殺害したチャイルドマンこそがアザリーその人であった。オーフェンは[[月の紋章の剣]]でアザリーを自らの記憶の中にある5年前の姿に戻し、彼女に決別を告げる。
借金を踏み倒して街を抜け出したボルカンたちを追って、エバーラスティン家の次女[[クリーオウ・エバーラスティン|クリーオウ]]と、オーフェンの押しかけ弟子となった宿屋の息子[[マジク・リン|マジク]]を連れ、遠大な「はぐれ旅」を開始する。
5年振りに帰郷した[[タフレム]]で起きた事件を機にアザリーと再会。その後、《塔》の権力争いに巻き込まれ、かつての師ウオールと対立。5年に渡る出奔とタフレムにおける一連の事件の責任を負わされて[[大陸魔術士同盟]]から除名された。その後、オーフェンの旅は姉探しからキエサルヒマ大陸の命運を賭けた戦いへと推移していく。から除名された。その後、オーフェンの旅は[[キムラック]]、[[最接近領]]、[[聖域]]とキエサルヒマ大陸の存亡に関わる場所を巡る事となり、次第に姉探しから大陸の命運を賭けた戦いへと推移していく。
{{Main|魔術士オーフェンはぐれ旅}}
===新シリーズ===
43歳。唐突に43歳。キエサルヒマで魔術士同盟によるヴァンパイア摘発が強化され、原大陸への脱出を試みて密航者が相次ぐ。それとタイミングを合わせるようにして唐突に[[カーロッタ・マウセン]]の消息が途絶え、その生死の確認のために彼女の腹心の消息が途絶えた。その生死の確認のために彼女の腹心[[シマス・ヴァンパイア]]の捕縛を[[マジク]]、[[シスタ]]、[[ラッツベイン]]、[[エッジ]]に命ずる。一人の犠牲者も出さずに捕縛には成功するも、有力な情報は得られず、仮に得られたとしてもその時には手遅れになると見越したオーフェンは、密航者を追って原大陸へ訪れた[[マヨール]]たちに独自に事件を追う事を提案する。
[[ジンゼイ]]を筆頭とする[[革命闘士|はぐれ闘士]]が基地に連行されてくると、彼らを取り込んだシマスに復活を許してしまい、[[魔王術記録碑]]を破壊され、騎士団本拠地も壊滅的打撃を受ける。オーフェンは自らの弾劾と今後の対策を協議するために議会に出頭。騎士団の指揮権と校長職をそれぞれマジクと[[クレイリー]]に引き継がせ、後事を託した。
魔術学校に帰還後は戸惑う群衆を前に20年以上に渡る自身の決意と使命を語り、団結を呼びかける。騎士団を再編成し、リベレーターが乗り込んできた際は自ら[[レキ]]に乗って[[ガンズ・オブ・リベラル]]を陥落させ、裏切ったスウェーデンボリーを逮捕する。
リベレーターを倒した後は大統領邸、派遣警察隊、[[キルスタンウッズ開拓団]]と交渉し、来るべき[[女神]]の再臨に向けた準備を進める。ローグタウンに出現した[[アイルマンカー結界]]については、ラチェットが[[召喚機]]発動を確認したのを見計らって創り直した[[オーロラサークル]]を内部に送り込んだ。を内部に送り込んだ。結界消滅後、カーロッタの軍勢によってローグタウンは占拠され、スウェーデンボリーもシマスに取り込まれてしまう。シマスを誰にも消滅させることができない真の巨人に進化させ世界の滅亡を確実化させると同時に女神の襲来を回避したカーロッタの企みによってオーフェンは一転して権力の座に就く根拠をすべて失ってしまう。
終戦後は一連の騒動の責任をとって原大陸におけるあらゆる権限を返上し、開拓地への追放処分を受けた。いまだ混乱が続く大陸の現状を鑑み、再編されたキルスタンウッズと提携して[[フィンランディ商会]]を立ち上げる。ただし、これまで無用な軋轢を生んだ前歴ゆえ自身は社長職に就かず、妻クリーオウを社長に据えて自らは専務取締役に就いた。を立ち上げる。当初は社長職だったようだが、クリーオウへの誕生日プレゼントを巡る諍いで重役会議で謀反を起こされた結果、商会の社長職はクリーオウの名誉職となり、オーフェンは専務を務めている。
==人物==
魔術や体術の威力・精度を単体で見た場合、オーフェンを上回るであろう使い手は幾人も挙がるものの、最終的な任務の成否を決する「決戦能力」においては、《塔》で彼に勝る人間は存在しないと言われていた。その技術は「戦闘芸術品」(アーティスティック・バトル・アスリート)とも称されていた。しかしながら、才覚ゆえに理想が高く、性格的に自己嫌悪に陥りやすい事に加え、15歳という伸び盛りの年齢で訓練を中断し、5年間の放浪という大きなブランクを経ているため、オーフェン自身は自己の能力を過小に評価し、卑下する傾向がある。
だが、5年に渡る放浪によって見識を広め、『無謀編』では様々なトラブルに巻き込まれつつもその中で経験を積んでいるため、《塔》で学んだ技術が錆び付いたとは一概に言い難い。むしろ、《塔》という魔術士だけの狭い世界の外に出て広い世界を見て回ってきたため、自身が思っている以上に実力が高められたと云えなくもない。<ref>事実、ある事件でコミクロンと対峙した際、《塔》屈指の実力者となっていた彼が舌を巻く程にあしらっていた。</ref>
『はぐれ旅』の終盤では、蓄積された経験のためか、元より高かった戦闘能力がさらに高まり、地面からのまったくの奇襲や背後からの攻撃でも見もしないで捌けるほどになるが、それでも彼自身は自分より[[十三使徒]]のほうが勝る、と判断していた。
|その他 =
* [[スレイヤーズVSオーフェン]]
* [[魔術士オーフェン・迷宮編 いったいどうしてこうなった|いったいどうしてこうなった]]
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