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ラッツベイン・フィンランディ

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'''ラッツベイン・フィンランディ'''は、[[原大陸]]の[[黒魔術士]]、[[魔術戦士]]。[[マジク]]の生徒。モグリの魔術士を経て、[[戦術騎士団]]の団員。[[フィンランディ商会]]の社員。
通称「'''ワニ娘'''」。愛称は「'''ラッツ'''」<ref>ただし、本人はそう呼ばれるのを嫌っている。</ref>。
==概要==
黒髪黒目のモグリ(未登録)の女性魔術士。黒髪黒目のモグリ(未登録)の女魔術士。[[オーフェン]]の娘で[[マジク]]の弟子。性格はひたすらマイペースで、どんな時でも緊張感のかけらも無い呑気な素振りを見せているが、窮地に立たされると一転して危険な本性が表れる。
座右の銘は『平和のために禍根は根こそぎ絶て』。
[[マヨール]]一行が帰郷してすぐの頃、開拓公社をクビになったために師マジクの紹介で[[戦術騎士団]]の審問を受け、妹の[[エッジ・フィンランディ|エッジ]]と共に[[魔術戦士]]として騎士団に入団する。3年に渡る研修を経て正式に配属。[[カーロッタ村]]近郊の開拓村に潜伏する[[擬態人間 (ヴァンパイア)|ヴァンパイア]]の捜索や、[[シマス・ヴァンパイア]]捕縛の任務に参加する。
騎士団本拠地崩壊後は司令官交代に伴って新司令官マジクの直属となり、エッジとともにシマス・ヴァンパイア追跡の任に就く事になった。その最中、[[カーロッタ・マウセン]]が潜伏しているキャンプを発見するも、状況の不利を悟って撤退する。帰還後は妹ラチェットの交信を図りつつ、市内にいる[[サルア・ソリュード]]の監視任務に就く。の監視任務に就く。襲撃してきた革命闘士を消去したせいで療養を余儀なくされるが、ローグタウンへの潜入を試みようとする[[ベイジット]]の提案に乗る。潜入作戦では先陣を切ってヴァンパイアをなぎ倒し、[[マルカジット]]との最終決戦にも参戦した。 戦乱終結後は父オーフェンが立ち上げた[[フィンランディ商会]]の経理部長に就任。数字が苦手なため会計はヴィクトールに任せっきりだが、受付業務から社員の苦情相談、他の部署へのヘルプと忙しい日々を送っている。 ===新シリーズ後日談===[[カーロッタ村]]がフィンランディ商会と取り引きを行いたいという申し出があり、その使者として[[ザム]]と[[ケール]]とともに現地へ派遣される。かねてから噂されていた[[キース・ロイヤル]]の財宝(ないしカーロッタの埋蔵金)を巡る騒動に巻き込まれ、一時は一触即発の事態になりかける。その騒動の末に見つかった財宝は村のものになることが決まったが村に留まり、屋敷を壊したことを謝るという名目で財宝を守ることになった模様。
==人物==
ひとたび逆境に追い込まれパニック状態に陥ると、プッツンを起こして大暴走するという悪癖を持つ。マジク曰く「冷静さを保つことができれば、父親にも負けない魔術士」らしい。戦術騎士団に入って実戦経験を重ねた結果、プッツンを起こす事も少なくなり、突発的な事態に対しても比較的冷静に対応できるようになった。
 
立場やしがらみを無視した素直で率直な視点を持っている為、若かりしき頃の母クリーオウを彷彿させる言動が多い。的を射たするどい発言をする一方、願望や主観、自分の半径三メートル以内の話をどんな出来事にも当てはめるため、事実無根な言いがかりになっている事も多い。
 
おっとりしている割に言う事は辛辣で、ラッツベインの言葉攻めの一番の被害者は師匠のマジクであるが、父親や妹もこき下ろされていたりと、彼女のダメ出しは愛情の裏返しからきている処がある。
きっかけがあれば常に師匠の話をしており、マジク本人がいない場所でも、マジクを知らない人相手にまで「うちの師匠のダメなところ」を語る辺り、かなりマジクに懐いており、彼女の頭の中でマジクの存在はかなりの比重を占めていると思われる。ラチェットに指摘された通り「師匠コン」の節がある。
ワニの飾り物が好きらしく、鞄にお手製のぬいぐるみをくくり付ける程。[[森の紋章の杖|ワニの杖]]を愛用しているのもそのせいと思われる。
[[シスタ]]と[[エド・サンクタム]]がお互いに気があるように感じ取り、その事を当人達に触れてひんしゅくを買ったり、師匠の[[マジク]]がいつまでも女っ気もなく独身なのを気にして独身女性を紹介しようとしたりと、母親譲りのお節介な気質の模様。がいつまでも女っ気もなく独身なのを気にして独身女を紹介しようとしたりと、母親譲りのお節介な気質の模様。
シスタのエドへの気持ちを嗅ぎ取る鋭い感性を持っていながら、マジクに対してはおよそ碌でもない結婚相手を紹介しようとしたりと鋭いのか天然なのか本人の悪気のなさがたちの悪いところなどは、特に母親そっくりである。
そっくりが故にいつまでもクリーオウに頭の上がらないマジクからは多少苦手意識を持たれている様子。
 [[ドロシー]]と[[エドガー・ハウザー]]の息子、[[ヴィクトール・マギー・ハウザー]]に対して想いを寄せている。ヴィクトールの母、ドロシーから見てラッツは告白もしていないのにヴィクトールにフられているように見えていたり、ラッツの回想に出てくる二人の会話はヴィクトールから呆れ気味の空気が漂っていたりと、今出ている情報から判断するとおそらく完全にラッツベインの片想いと思われる。とは幼馴染同士で、ラッツベインは昔からヴィクトールに想いを寄せており、幾度となくラブコールしたり、プロポーズしたりしているが全部断られている。ヴィクトールの母、ドロシーから見てもヴィクトールはラッツベインを拒絶している様に見えるし、2人が子供のころからそばで見守っていたレキも「絶対合わない」「絶対無理」と判断していたり、当のヴィクトールも「魔王の娘と大統領の息子では立場的に恋愛や結婚は無理」という常識的な見解からお断りしている一方、子どもの頃からラッツベインの迷惑行為に幾度となく命の危険を感じており、彼女の人間性に惹かれるどころかドン引きしている為、立場的なものがなくてもラッツベインの想いは叶う見込みは薄いと思われる。
==技能==
* [[魔術士オーフェンはぐれ旅 と、魔王は考える|と、魔王は考える]]
* [[魔術士オーフェンはぐれ旅 フィンランディ商会の、約三十名と一匹の日常|フィンランディ商会の、約三十名と一匹の日常]]
* [[魔術士オーフェンはぐれ旅 遺されたもの|遺されたもの]]
|無謀編 =
* [[魔術士オーフェン・無謀編 そこまで責任もてねえよ!|そこまで責任もてねえよ!]]
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