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戦術騎士団

948 バイト追加2014年12月2日 (火) 08:29
'''戦術騎士団'''(せんじゅつきしだん)とは、[[原大陸]]の[[魔術戦士]]による軍事組織である。正式名称は'''戦闘魔術騎士団'''(せんとうまじゅつきしだん)。'''魔術戦士騎士団'''(まじゅつせんしきしだん)とも呼ばれる。[[ラポワント市]]の指揮下に組み込まれてからは'''市王戦術魔術士団'''(しおうせんじゅつまじゅつしだん)に改名された。
==概要==
原大陸唯一の戦闘を目的とした[[魔術士]]の部隊。騎士団員は例外なく厳格な審問を経た上で「特殊な」戦闘訓練を受けた[[魔術戦士]]によって構成される。仮面を貫く剣の紋章を団のシンボルとしており、しばしばこれが「魔王の印」と誤認されることがある。なお、[[キエサルヒマ大陸]]の[[騎士団]]との関連性はない。
==来歴==
最初期は[[オーフェン]]、[[マジク・リン|マジク]]、[[エド・サンクタム]]の3人で結成され、それから20年の歳月を経た『第四部』では総員74名にまで規模を拡大させた。公的には、騎士団のトップは隊長のエド・サンクタムであり、オーフェンの肩書きは外部顧問という体裁になっているが、有事の際にはオーフェンが実質的な最高指揮官に舞い戻ることは周知の事実であった。
『[[魔術士オーフェンはぐれ旅 原大陸開戦|原大陸開戦]]』での[[シマス|シマス・ヴァンパイア]]を中心とした[[革命闘士]]の騎士団基地襲撃事件により、騎士団はその半数を失う壊滅的な打撃を受けた。この大敗の責を負ったオーフェンは現在の立場から退き、それまで予備役として在籍していたマジクがその跡を継いで新たな総司令となった。
 
[[ラポワント市]]が[[カーロッタ派]]との全面戦争を決意した事に伴い、辞任後も影響力を行使し続けるオーフェンを追放、[[クレイリー・ベルム]]を総司令とする新しい体制に再編された。
==活動==
==規則==
騎士団には降格や免職といったペナルティの制度が存在しない。騎士団の持つ役割の性質上、公では知らされない情報を共有する事になるため、一度騎士団に入団した以上は放免される事が無く、また自主的な退団も許されない。もし仮に辞めようとした団員が現れた場合は、即時に抹殺対象に指定され、場合によっては隊長の[[コルゴン|エド・サンクタム]]直々の手で粛清される事もある。直々の手で粛清される事もあった。それらは魔王術の漏洩を防ぐための措置であり、存在が公表されてからは退団も可能となった。
神人対抗措置執行判定の票が投じられた場合、その戦闘に参加した全ての魔術戦士は作戦終了後に議会に出頭して報告を行う義務がある。無論、一度に参加者全員が出頭するわけにいかないため、何人かに分けて数日がかりで報告会を行う事になる。
まとまりのなさを理想や理念、補償等の利得で補おうとするが、その分、組織としての機能を高める事が二の次になってしまい、オーフェン不在においてはその弊害が現実問題として表出する。また、同じ団員であっても、オーフェンやクレイリーにマジクといった「'''教師組'''」と、エド・サンクタムを中心とする「'''現場組'''」とでは意識に微妙な温度差があり、深刻な対立関係に至っていないが問題になっている。
 
クレイリーが総司令に就くと、[[コルゴン|エド・サンクタム]]や[[ビーリー・ライト]]など彼と反りの合わない団員は自主的に退団し、[[フィンランディ商会]]や[[キルスタンウッズ開拓団]]等に再就職した。
==騎士団員一覧==
'''太字'''はコードネーム。
*[[オーフェン|オーフェン・フィンランディ]]='''クプファニッケル''' - 外部顧問(総司令)外部顧問(総司令)→辞任*[[マジク・リン]]='''ブラディ・バース''' - 予備役→総司令予備役→総司令→市王顧問*[[コルゴン|エド・サンクタム]]='''ナイトノッカー''' - 隊長隊長(退団)*[[クレイリー・ベルム]]='''マンイーター''' - 騎士教官騎士教官→総司令*[[ビーリー・ライト]] - 騎士教官騎士教官(退団)
*[[シスタ]]
*[[マシュー・ゴレ]](殉職)
*[[ベクター・ヒーム]]
*[[アムサス]](殉職)
*[[ジラ・セイブル]](殉職)
*[[ボイド]](殉職)
*[[ラッツベイン・フィンランディ]](退団)*[[エッジ・フィンランディ]](退団)*[[スティング・ライト]](退団)
==関連項目==
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