魔術士オーフェン・確執編 今がチャンス

『魔術士オーフェン・確執編 今がチャンス』（まじゅつしオーフェン かくしつへん いまがチャンス）は、『プレオーフェン』シリーズ第10話。

• 短編集 ： 魔術士オーフェン・無謀編10 なかったことに出来ねえか？ （2000年7月14日、富士見ファンタジア文庫）
• 短編集 ： 魔術士オーフェン・プレ編 （2013年1月18日、TOブックス単行本）

不機嫌顔のアザリーは、キリランシェロと共にマリア・フウォン教師に先導され、ある山道を行軍していた。この日、アザリーがマリア教室の生徒と例によって私闘まがいの諍いを起こしたため、その懲罰として、遺跡の調査任務を命じられたのだ。その遺跡には、これまで幾度も《牙の塔》の調査隊が派遣されたが、その度に謎の敵対者、通称「怪人ゼッド」の抵抗に阻まれ、敗走を喫していた。一行が問題の遺跡へと近づいた頃、マリアが忽然と二人の前から姿を消す。これを怪人ゼッドの仕業と見たアザリーは、日頃から目の敵にしているマリアを出し抜くチャンスと、俄然張り切り出すのだった。

• キリランシェロ
• アザリー
• マリア・フウォン
• アイリス・リン
• イールギット
• イザベラ
• ライナス
• マジク・リン（現代）

• マドリル・エイクと快傑なんでも調査団

• 確執（かくしつ）：互いに自分の意見を強く主張して譲らないことによって生じる不和
• 元祖「天魔の魔女」マリア・フウォン
• 『魔術士オーフェン・往時編 怪人、再び』に続く