魔術士オーフェン しゃべる無謀編

魔術士オーフェン しゃべる無謀編
著者 秋田禎信
イラスト 草河遊也
レーベル TOブックス単行本
期間 2012年11月 - 2013年6月
巻数 全7巻
発行 TOブックス
電子書籍版
期間 2015年3月 - 2015年6月
巻数 全7巻
発行 TOブックス

魔術士オーフェン しゃべる無謀編』(まじゅつしオーフェン しゃべるむぼうへん)は、2012年11月から2013年6月にかけてTOブックスより刊行された『魔術士オーフェン・無謀編』ドラマCD付き新装版シリーズ。限定数製作のため、全巻完全受注生産となっている。

概要

旧富士見ファンタジア文庫版2冊分(最終巻のみ1冊分)を1冊の単行本にまとめた全7巻[1]で構成される。毎巻、『プレオーフェン』シリーズの新作が一話書き下ろしで追加されているほか、旧文庫版ではカットされていた『ドラゴンマガジン』掲載時のモノクロイラストも完全収録されており、最終巻には同カラーイラストをまとめたフルカラーミニ画集が別冊封入された。

毎巻封入特典として『無謀編』『新プレ編』『新シリーズ短編』の各エピソードを一話ずつ音声ドラマ化したドラマCDが同梱された。アニメイトではシリーズ全巻購入特典として、草河遊也描き下ろしの「ドラマCD全巻収納ボックス」が用意された。なお本シリーズはドラマCD付き限定版のみの刊行となり、単行本単体またはドラマCD単体での発売は予定されていない。

旧文庫版の『プレオーフェン』シリーズ(全13話)については、『はぐれ旅 新装版』シリーズの全巻購入特典として製作された非売品単行本『魔術士オーフェン・プレ編』にまとめて収録された関係上、『しゃべる無謀編』では未収録となっている。また旧文庫版のあとがきも全て割愛されている。

2015年3月から6月にかけて電子書籍版が刊行された。電子版は特典ドラマCDの音源は収録されず、書籍部分のみの配信となっている。

既刊一覧

タイトル 発売日 頁数 価格 ISBN
1 魔術士オーフェン しゃべる無謀編1 2012年11月25日 443p 3600円+税 978-4-86472-071-7
2 魔術士オーフェン しゃべる無謀編2 2012年12月25日 451p 3600円+税 978-4-86472-072-4
3 魔術士オーフェン しゃべる無謀編3 2013年2月25日 457p 3600円+税 978-4-86472-073-1
4 魔術士オーフェン しゃべる無謀編4 2013年3月25日 436p 3600円+税 978-4-86472-074-8
5 魔術士オーフェン しゃべる無謀編5 2013年4月25日 441p 3600円+税 978-4-86472-075-5
6 魔術士オーフェン しゃべる無謀編6 2013年5月25日 445p 3600円+税 978-4-86472-076-2
7 魔術士オーフェン しゃべる無謀編7 2013年6月25日 197p 3600円+税 978-4-86472-140-0

ドラマCD

特典ドラマCDは、各巻収録の『無謀編』エピソードの中から一作(または二作)、書き下ろしの『新プレ編』、『はぐれ旅』新シリーズの短編エピソードから一作をボイスドラマ化した3本立ての内容となっており、各エピソードの幕間には新シリーズの面々が過去を振り返る形式で掛け合うショートドラマが挿入される。

収録作品リスト

ドラマCD 収録作品
無謀編 新プレ編 新シリーズ短編 ショートドラマ
しゃべる無謀編1 馬鹿は一人でたくさんだ! 毎度の話 そこまで責任もてねえよ! フィンランディ家の日常
しゃべる無謀編2 顔を洗って出直しな! 本音の話 魔王の娘の師匠 マクレディ家の事件簿
しゃべる無謀編3 俺に構わず死んでくれ! 馴染みの話 魔術戦士の師弟 マジク・リンの天敵
しゃべる無謀編4 そんなに俺が憎いのか? 余計な話 と、魔王は考える ラッツベインの疑問
しゃべる無謀編5 くだらんゴタクは聞きあきた! また・毎度の話 エド・サンクタムの生活 マヨールの受難
しゃべる無謀編6 ちったあまともに考えろ! 悪魔の話 - ラチェットの嘆息
今さら期待はしてねえよ
しゃべる無謀編7 これで終わりと思うなよ! 最初の話 - それいけ!ブラックタイガー
これはいったいなんなんだ!?

主なキャスト

無謀編
プレオーフェン
新シリーズ

詳細は「ドラマCD:キャストの一覧#しゃべる無謀編」を参照

スタッフ

  • 原作 - 秋田禎信
  • ジャケットイラスト - 草河遊也
  • 脚本 - 國澤真理子
  • 音響監督 - 森田洋介
  • 音楽 - 岸本友彦
  • 録音 - 森田祐一
  • 音響効果 - 上野励
  • 音響制作担当 - 明瀬礼洋
  • 音響制作 - ダックスプロダクション
  • 制作プロデューサー - 鈴木誠二

脚注

  1. ^ 当初は全6巻(最終巻は文庫版3冊分を収録)が予定されていたが、2013年3月に第7巻の追加刊行が発表された。
最終更新: 2017年9月3日 (日) 22:21