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ギヌングガガァプ

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ギヌングガガァプとは、神話における原初の世界、いわゆる旧世界を指す。

概要[編集]

神話の一節によると、それが世界であったときは名前など無く、巨大なる虚無の穴、虚ろの谷、ただそれだけであり、その世界に住んでいたのは永遠の不死の巨人(ユミール)たちと、その中でも最大の巨人である「唯一の真なるドラゴン」ウロボロスだけだった。

ある時、ギヌングガガァプに降り立った神々は、世界の虚無を満たし、巨人たちは根絶やしに滅ぼされた。旧い世界が滅び、神々は唯一生き残った巨人ウロボロスが巻くとぐろの内側に、後に「蛇の中庭」(ミズガルズ)と名付けられる新たな世界を創造したという。

ギヌングガガァプの正体[編集]

上記の神話は間違いではないが、正確でもない。ギヌングガガァプの虚無とは、変化を受け付けない一塊の完全物質であった。また巨人とは生物ではなく、ギヌングガガァプという変化の無い世界を司った法則そのものを表すメタファーである。後に、スウェーデンボリーによってギヌングガガァプに「変化を司る法則」が導入され、現在の(変化のある)世界が生まれた。

この世界の変化を、旧世界の法則を「巨人」、現世界の法則を「神」と擬人化して表現したものが、上記の神話である。

出典[編集]

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