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ニュース:2011年03月25日

提供: オーフェンペディア

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『オーフェン』新シリーズは第四部?[編集]

2011年3月25日[編集]

秋田禎信の新作『ハンターダーク』の発売に先駆けて行われたインタビューの模様が、アニメイトTVなどに掲載された。氏はインタビューの中で『オーフェン』新シリーズの内容について振られると、「一応主人公は(中年になった)オーフェン」、「話としてはBOXで書いた話の続きなので、前シリーズの3年後ぐらいになる」とコメント。以前より公開済みのイラストラフ新作短編の校正刷りの内容と合わせて考えると、新シリーズは設定上の第四部に相当すると見て恐らく問題ないと思われる。

シリーズのまとめ[編集]

今秋にTOブックスより単行本での展開が予定されている新シリーズ『魔術士オーフェン(仮)』は、1994年から2003年まで富士見ファンタジア文庫から刊行された長編シリーズ『魔術士オーフェンはぐれ旅』(全20巻)の続編にあたる。以下、現在までのシリーズ展開をざっとおさらいする。

『はぐれ旅』は大きく分けて全二部で構成され、第一部「西部編」(第1巻~第10巻)では、トトカンタを発ったオーフェン一行が紆余曲折の旅路の末に大陸最北の街キムラックに到達し、世界を破滅に導く運命の女神と直面。第二部「東部編」(第11巻~第20巻)では、結界の外へと消えたアザリーの行方を追い、オーフェンアーバンラマを経て最接近領を奔走。最後には大陸の中枢、女神が降臨を図るドラゴン種族聖域へと突入する。そして、王都メベレンストクリーオウマジクに別れを告げたオーフェンが、一人街をあとにする場面で物語は幕を下ろした。

その後、作者のウェブサイト「モツ鍋の悲願」の雑記において、『はぐれ旅』には手付かずの設定が第四部あたりまで存在していることが明らかにされ、2009年12月に限定発売された『秋田禎信BOX』には、『はぐれ旅』完結後の世界を描いた書き下ろしが3編収録された。

キエサルヒマの終端
『はぐれ旅』最終巻の直後から始まる長編後日談。最終巻ラストシーンの補完と、第二部と第三部を繋ぐ橋渡し的な位置付けにあると説明されている。ストーリーは、激動する大陸情勢の渦中で、オーフェンとクリーオウが志すそれぞれの決意と、新たな旅路の始まりが描かれる。正確にはこの作品は書き下ろしではなく、諸々の経緯を経て「モツ鍋」で不定期連載された『あいつがそいつでこいつがそれで』が初出となる。そちらは現在も同サイトの過去の雑記から読むことが可能。
約束の地で
約20年後の開拓された新大陸を舞台とする長編。かつての登場人物の二世たちを中心とした次世代の魔術士の視点で、新大陸を取り巻く事情とその陰に潜む脅威の存在が語られる。
魔王の娘の師匠
同じく20年後のマジクとその弟子ラッツベインを主役に据えた短編。

再販が検討されているのがこの3作で、「これらの話を抜かしてしまうと新シリーズの展開が意味不明になる」としている。また第三部と第四部の展開に関して、「仮に話として書くことをイメージすると」と前置きした上で、次のように述べられている[1]

ここまでのシリーズの流れを暫定的にまとめると下図のようになる。

Series flow.png

脚注[編集]

  1. ^ モツ鍋の悲願の『秋田禎信BOX』解説で言及された内容。サイトリニューアルの際に一度削除され現在は残っていないが、Web魚拓やSSMGの人の日記などで確認できる。

関連リンク[編集]

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