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クリーオウ・エバーラスティン

1,941 バイト追加2014年12月10日 (水) 16:43
==概要==
『[[魔術士オーフェンはぐれ旅]]』のヒロイン。渦を巻いたくせっ毛の金髪とぱっちりした青い瞳が特徴。好奇心が強く、良家の令嬢らしからぬ勝手気ままな性格と高い行動力で周囲を振り回すじゃじゃ馬娘だが、一方で必要以上に深く他人を思いやる心も持っている。 元々一筋縄ではいかない強情な性格の持ち主だったが、[[ディープ・ドラゴン]]の赤ん坊[[レキ]]との出会いを経て、強力無比な[[暗黒魔術]]の力を従えることになり、傍若無人な振る舞いに拍車がかかった。』のヒロイン。渦を巻いたくせっ毛の金髪とぱっちりした青い瞳が特徴。
==経歴==
父[[エキントラ・エバーラスティン]]と母[[ティシティニー・エバーラスティン]]の次女として生まれる。[[トトカンタ]]では有数の商家のお嬢様だが、自発的にベビーシッターのアルバイトをしたり、学校で剣術の腕を磨いたりと、おしとやかな母や姉とは正反対の奔放でアクティブな性格に育つ。
=== 幼少時代 ===幼い頃は身体が弱く、少しでも無理をすると体調を崩す事も珍しくなかった。しかし、それ故か殊更に強情を張ることも多く、弟分の[[マジク]]を振り回す事もしばしばだった。後に健康体になると行動に歯止めが利かなくなる。 姉の[[マリアベル・エバーラスティン|マリアベル]]が通うお嬢様学校に入学するのを嫌がり、一般市民が通う普通学校([[トトカンタ公立第十四学校]])に入学。学年生のない学校だった為、年齢が3つ下の[[マジク]]とも同じクラスで仲が良かった様子。少なくともクリーオウが12歳、マジクが9歳の頃より前から知り合っているのでお互いに一番付き合いの長い幼馴染同士である。)に入学。学年生のない学校だった為、年齢が3つ下のマジクとも同じクラスで仲が良かった様子。少なくともクリーオウが12歳、マジクが9歳の頃より前から知り合っているのでお互いに一番付き合いの長い幼馴染同士である。[[戦争脅威力研究クラブ]]なる物騒なサークルを成立し、マジク共々所属していた。『はぐれ旅』の時点では既に卒業検定に合格しており、旅の間は休学扱いとなっている。
===はぐれ旅===
10年に渡って[[ローグタウン]]から離れる事がなかったが、[[リベレーター]]襲来を予知したラチェットの薦めで[[スウェーデンボリー魔術学校]]に避難する。避難途中に[[アキュミレイション・ポイント]]へ立ち寄り、[[エド・サンクタム]]の息子[[マキ]]を保護した事をエド本人に告げている。
魔術学校に避難してからは校内の炊事洗濯など衛生管理を担当。騎士団の内部事情はほぼすべて把握していると思われるが、あくまでも後方の仕事に専念する。魔術学校に避難してからは校内の炊事洗濯など衛生管理を担当。騎士団の内部事情はほぼすべて把握していると思われるが、あくまでも後方の仕事に専念する。旧友[[メッチェン]]がカーロッタ派の凶刃にかかって暗殺された際は夫オーフェンとともに葬式に参列した。
旧友ローグタウン潜入作戦ではラッツベインの提案で同行、約10年以上ぶりにカーロッタと再会を果たす。[[メッチェン合成人間]]がカーロッタ派の凶刃にかかって暗殺された際は夫オーフェンとともに葬式に参列した。[[マルカジット]]との戦いにも参加するが、マルカジットの魔術で現出したライアンの姿を前に引き金を引くことができなかった。 荒野に構えた[[フィンランディ商会]]の代表取締役社長となるが経営にはほとんど手を出さず、会議室にもなっている食堂で料理の腕を振るっている。
==技能==
==人物==
* 自尊心が強く、除け者にされることを何より嫌う。好奇心が強い上に自尊心が強く、除け者にされることを何より嫌う。良家の令嬢らしからぬ勝手気ままな性格と高い行動力で周囲を振り回すじゃじゃ馬娘だが、一方で必要以上に深く他人を思いやる心も持っている。元々一筋縄ではいかない強情な性格の持ち主だったが、[[ディープ・ドラゴン]]の赤ん坊[[レキ]]との出会いを経て、強力無比な[[暗黒魔術]]の力を従えることになり、傍若無人な振る舞いに拍車がかかった。しかし、ライアン・スプーンとの戦いでレキと精神を入れ替えた時に魔術の本質を知り、知らなかったとはいえレキを通じて自身の手に余る力を使っていた事に恐怖を覚えた。<ref>[[レティシャ]]から「魔術士でないがゆえに、かえって魔術士の事をよくわかっていた人物(『第四部』時点)」と評されている。</ref> 料理を得意とするが、力の入れ方を間違えるととんでもない創作料理が生まれる。大抵はクリーオウの機嫌を損ねた時であり、おしおき目的でつくられる事が多い。逆に気を遣いすぎて失敗する事も多い。* 料理を得意とするが、力の入れ方を間違えるととんでもない創作料理が生まれる。* [[キムラック]]で[[サルア・ソリュード]]からいわくつきの[[魔剣]]「[[スレイクサースト]]」を譲り受け、クリーオウの愛剣となった。* [[レティシャ・マクレディカーロッタ]]から「魔術士でないがゆえに、かえって魔術士の事をよくわかっていた人物(『第四部』時点)」と評されている。とは[[キムラック事変]]から浅からぬ因縁があったが、特に深まったのは原大陸に渡ってからだった。[[ヴァンパイア化]]を患ったカーロッタから介錯を乞うた事があったが、クリーオウは症状を抑えるために右腕を切り落としただけで見逃した。これはカーロッタが生きても死んでも厄介な事になることを熟知していたからでもあるが、その当時の惨めなカーロッタに憐れんでいたためであった。<ref>後にこの判断は周囲から非難を浴びるが、クリーオウは一度としてこの判断を後悔しなかった。</ref>
==家族==
匿名利用者
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