ヴィクトール・マギー・ハウザー

エドガー・ハウザーとドロシー・マギーの息子。アーバンラマ市に生を受け、出生後すぐに両親と共に移り住んだ原大陸で育つ。

20歳の頃には大統領邸に勤め、大統領である父エドガーの代理人として方々に出向き、渉外役を務める。官僚のポストは与えられておらず、公的にはメッセンジャーとして扱われている。

原大陸全土を巻き込んだ戦乱後の再編に伴い、オーフェン・フィンランディが立ち上げたフィンランディ商会に「出向」という形で入社、経理部に配属される。

極めて真面目で常識をわきまえた好青年。しかし、政治の世界に慣れ過ぎているせいか従弟を始めとする周囲の人間から反感を持たれやすく、社内でも胡散臭く見られてしまいがち。母の容赦ない言動に振り回され苦労している模様。

ラッツベインから密かに慕われている様子。その事にヴィクトールの方は困惑気味で、母ドロシーからは複雑な思いを抱かれ、オーフェンからはいまいち気に入られていない。ヴィクトールの方で意中の相手がいないため、ラッツベインからプロポーズされる度に断るのに苦労している模様。

メッセンジャーとして危険な原大陸の各地を回っているため戦闘訓練を受けており、狙撃拳銃も使いこなす。頭脳明晰で何でもこなす万能超人であり、数字が苦手かつ応援要請で外に出ることが多いラッツベインに代わって一人で経理を切り盛りしている。

• 『キエサルヒマの終端』で既に誕生しているドロシーの赤ん坊と同一人物である。

• 父 ： エドガー・ハウザー
• 母 ： ドロシー・マギー・ハウザー
• 従弟 ： サイアン・マギー・フェイズ

• 八代拓
  • ドラマCD ： 魔術士オーフェンはぐれ旅 (新シリーズ) （2014年）