現象相殺術

現象相殺術(げんしょうそうさいじゅつ)とは、音声魔術の応用法である。

概要編集

エッジ・フィンランディが独自に開発した技術。魔術呪文を詠唱する際、呪文の声や魔術の効果の可視部分を打ち消す別の構成を同時に織り込むことで、他者に魔術が発動したことを悟らせずに効果だけを発生させる。

痕跡をほとんど残さずに魔術を行使することが可能な隠密性に優れた技法だが、魔術士に対しては構成そのものを不可視化することはできず、また呪文も完全には消すことができないという欠点も残っている。

出典編集

最終更新: 2013年1月9日 (水) 03:29