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|声優1    = 置鮎龍太郎
 
|声優1    = 置鮎龍太郎
 
|声優2    = 野田順子
 
|声優2    = 野田順子
|声優3    = 坂泰斗
 
 
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何事にも「本番に弱い」という一面を持ち、いざという時に実力を出し切れない傾向があったため、キリランシェロが《塔》にいた頃の成績は常に二番手という位置に甘んじていた。恋愛に対しては非常に軽薄で、新しいガールフレンドを作っては2週間と持たずに振られるということを日常的に繰り返していた。
 
何事にも「本番に弱い」という一面を持ち、いざという時に実力を出し切れない傾向があったため、キリランシェロが《塔》にいた頃の成績は常に二番手という位置に甘んじていた。恋愛に対しては非常に軽薄で、新しいガールフレンドを作っては2週間と持たずに振られるということを日常的に繰り返していた。
  
教室を出た後、[[トトカンタ市]]の[[大陸魔術士同盟]]支部に[[司書官]]として配属される。配属された当初は慣れない土地という事もあって周囲と馴染めず、退屈さに任せて無駄に時間を潰す日々を送っていた。そんなある日、[[派遣警察官]][[ダイアン・ブンクト]]が[[王都]][[メベレンスト]]で起きた捜査官殺人事件の解決のため、捜査協力を要請しにやってくる。最初は乗り気でなかったが、支部で退屈な日々を送るのもどうかと思い、引き受ける事にした。
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教室を出た後、[[トトカンタ市]]の[[大陸魔術士同盟]]支部に[[司書官]]として配属される。
  
 
===はぐれ旅===
 
===はぐれ旅===
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[[貴族連盟]]と[[大陸魔術士同盟]]が対立状態に入ると、[[プルートー]]は[[キエサルヒマ大陸]]の全魔術士に対して《牙の塔》への召集を呼び掛けたが、ハーティアはこの召集に応じることなく、自らの手勢と共にトトカンタに残り、空席となった支部長の座に収まる。混迷を深めるキエサルヒマ情勢を虎視眈々と俯瞰しながら、騎士軍の襲撃に際しては率先して対応を行い、その功績でトトカンタ行政にも顔を利かせ始める。また、この頃から家名「'''アーレンフォード'''」を名乗る。
 
[[貴族連盟]]と[[大陸魔術士同盟]]が対立状態に入ると、[[プルートー]]は[[キエサルヒマ大陸]]の全魔術士に対して《牙の塔》への召集を呼び掛けたが、ハーティアはこの召集に応じることなく、自らの手勢と共にトトカンタに残り、空席となった支部長の座に収まる。混迷を深めるキエサルヒマ情勢を虎視眈々と俯瞰しながら、騎士軍の襲撃に際しては率先して対応を行い、その功績でトトカンタ行政にも顔を利かせ始める。また、この頃から家名「'''アーレンフォード'''」を名乗る。
  
[[キエサルヒマ内戦]]終結後は大陸魔術士同盟からの離脱を宣言。魔術士同盟トトカンタ支部を「'''トトカンタ魔術士同盟'''」として編成し直し、自らはその代表に就任した。
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[[キエサルヒマ内戦]]終結後は大陸魔術士同盟からの離脱を宣言。トトカンタ支部を「トトカンタ魔術士同盟」として編成し直し、自らは代表として就任する。
  
 
===新シリーズ===
 
===新シリーズ===
『第四部』では[[トトカンタ魔術士同盟]]の代表を務める傍ら、政治家として議員も務めている。しかし、[[キエサルヒマ内戦]]時の狡猾な立ち回りから「戦争を食い物にした悪魔」と後ろ指を指され続け、オーフェン同様に「'''魔王'''」と称されている。
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『第四部』では[[トトカンタ魔術士同盟]]の代表を務める傍ら、政治家として議員を務めている。しかし、[[キエサルヒマ内戦]]時の立ち回りから「戦争を食い物にした悪魔」と後ろ指を指され続け、オーフェン同様に「'''魔王'''」と称されている。
  
 
現在も結婚はしておらず家族はいないが、常に数名の弟子を取って教育し、その中で優秀な者は側近として重用している。
 
現在も結婚はしておらず家族はいないが、常に数名の弟子を取って教育し、その中で優秀な者は側近として重用している。
 
裏町の荒くれ魔術士が暴れだした時などには、ブラックタイガーのコスチュームを身に纏って鎮圧に赴くこともある。
 
  
 
==人物==
 
==人物==
学生時代からノリの軽い性格で、女に対しては惚れっぽく、事あるごとに気に入った女に声をかけていた。しかし、女の心理に疎いという致命的な弱点を抱えており、2週間足らずで別れを言い渡される事も珍しくない。一方で、野良犬と死闘の末に友情を深め合うという妙な一面もあった。
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学生時代からノリの軽い性格で、女性に対しては惚れっぽく、事あるごとに気に入った女性に声をかけていた。しかし、女性の心理に疎いという致命的な弱点を抱えており、2週間足らずで別れを言い渡される事も珍しくない。一方で、野良犬と死闘の末に友情を深め合うという妙な一面もあった。
  
 
[[オーフェン]]に対しては非常に複雑な感情を持っているようで、学生時代は常にオーフェンの次という立場に歯痒い思いを募らせ、いざ居なくなると今度はショックのあまり勉学に身が入らなくなり、[[大陸魔術士同盟]]トトカンタ支部に転属する際の採用試験でも苦労を強いられた程だった。
 
[[オーフェン]]に対しては非常に複雑な感情を持っているようで、学生時代は常にオーフェンの次という立場に歯痒い思いを募らせ、いざ居なくなると今度はショックのあまり勉学に身が入らなくなり、[[大陸魔術士同盟]]トトカンタ支部に転属する際の採用試験でも苦労を強いられた程だった。
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==技能==
 
==技能==
《牙の塔》時代は、学年内ではオーフェンに次ぐ高成績を修め、単純な魔術の威力に限ればオーフェンと互角かそれ以上(オーフェン自身の評)の使い手とも言われていたが、本番に弱いという性格的な問題から常に次席を維持していた。しかし、チャイルドマンの評によれば、戦闘において必要以下の力しか出さずに、天性の反射神経と柔軟さで対応する癖がハーティアにはあったらしい。<ref>これはハーティアの周りが化け物級の魔術士揃いだったことも関係しており、自分が最強になって君臨するよりも、のらりくらりと格上の敵をいなす機知を身に着けるほうが得であることを早くに気付いていたため。</ref>あいにくな事に、魔術の強さのみを重視しがちな《牙の塔》において彼の本当の実力は認知されにくく、《塔》からの評価も本来のそれよりも何段階か低いものであったと推測される。オーフェンが《塔》を出奔してからはいまいちぱっとせず、教室の解散後は同盟支部の一職員という平凡な役職に収まっている。
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《牙の塔》時代は、学年内ではオーフェンに次ぐ高成績を修め、単純な魔術の威力に限ればオーフェンと互角かそれ以上(オーフェン自身の評)の使い手とも言われていたが、本番に弱いという性格的な問題から常に次席を維持していた。しかし、チャイルドマンの評によれば、戦闘において必要以下の力しか出さずに、天性の反射神経と柔軟さで対応する癖がハーティアにはあったらしい。<ref>これはハーティアの周りが化け物級の魔術士揃いだったことも関係しており、自分が最強になって君臨するよりも、のらりくらりと格上の敵をいなす機知を身に着けるほうが得であることを早くに気付いていたため。</ref>しかし、魔術の強さのみを重視しがちな《牙の塔》にあって彼の本当の実力は認知されにくく、《塔》からの評価も本来のそれよりも何段階か低いものであったと推測される。オーフェンが《塔》を出奔してからはいまいちぱっとせず、教室の解散後は同盟支部の一職員という平凡な役職に収まっている。
  
 
感情と行動を切り離す精神力に長け、チャイルドマンからは[[ネットワーク|チャイルドマン・ネットワーク]]の補佐としての能力である[[ゴースト]]の排除技術を受け継ぐ。しかし、本人の自己顕示欲が強く、とても補佐役には収まらない性格であるとも言われているが、あえてそうしたのは対照的な術者であるフォルテの補佐に就ける事で自身の資質を自覚させようというチャイルドマンの教育方針による。
 
感情と行動を切り離す精神力に長け、チャイルドマンからは[[ネットワーク|チャイルドマン・ネットワーク]]の補佐としての能力である[[ゴースト]]の排除技術を受け継ぐ。しかし、本人の自己顕示欲が強く、とても補佐役には収まらない性格であるとも言われているが、あえてそうしたのは対照的な術者であるフォルテの補佐に就ける事で自身の資質を自覚させようというチャイルドマンの教育方針による。
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===ブラックタイガー===
 
===ブラックタイガー===
ハーティアは、[[天人種族の遺産]]である漆黒のマント・マスク・鎌の3つのアイテム([[ブラックタイガーのパーツ]])を身に纏うことで、正義の魔人「'''夢魔の貴族'''(ナイトメア・ブラッド)'''ブラックタイガー'''」へと変身する。ブラックタイガーは[[沈黙魔術]]の力によって空を自在に飛行し、炎を纏った「牛<ref>ちなみにエビの一種であるブラックタイガーの正式名称は「牛海老」である。</ref>」を召喚する能力を操ることができる。
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ハーティアは、[[天人種族の遺産]]である漆黒のマント・マスク・鎌の3つのアイテム([[ブラックタイガーのパーツ]])を装着することで、正義の魔人「'''夢魔の貴族'''」(ナイトメア・ブラッド)'''ブラックタイガー'''へと変身する。ブラックタイガーとなったハーティアは、空を自在に飛行し、炎を纏った「牛」を召喚する能力を発揮する。
 
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ブラックタイガーのパーツは、学生時代のハーティアが調査任務のために訪れたある[[天人種族の遺跡]]の内部で偶然発見したもので、その後に起こった一騒動の成り行きの末に、パーツとの「契約」に合意したことでハーティアの所有物となった(ただし、おそらく[[貴族連盟]]の認可は得ていないと推察されるので、遺産の隠匿と無断使用に該当すると思われる)。
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天人種族の[[始祖魔術士]][[オーリオウル]]が命を落とした後、遺産に残されていた沈黙魔術の力も失われたため、ブラックタイガーのパーツも単なる扮装のコスチュームになってしまったと思われる。
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ブラックタイガーのパーツはおよそ5年前、学生時代のハーティアが調査任務で訪れたある[[天人種族の遺跡]]の内部で偶然発見したもので、その後に起こった一騒動の成り行きの末に、パーツとの「契約」に合意したことでハーティアの所有物となった(ただし、おそらく[[貴族連盟]]の認可は得ていないと推察されるので、遺産の隠匿と無断使用に該当すると思われる)。
  
 
ちなみに「ブラックタイガー」は『オーフェン』の世界においても海老の品種の一つとして認知されており、[[クリーオウ]]からは「'''海老男'''」と呼ばれた。
 
ちなみに「ブラックタイガー」は『オーフェン』の世界においても海老の品種の一つとして認知されており、[[クリーオウ]]からは「'''海老男'''」と呼ばれた。
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* [[ラシィ・クルティ]] - 部下
 
* [[ラシィ・クルティ]] - 部下
 
* [[ミース・シルバー]] - 部下
 
* [[ミース・シルバー]] - 部下
* [[マイル・クルティ]] - 弟子
 
  
 
==声優==
 
==声優==
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* [[魔術士オーフェンはぐれ旅 我が聖域に開け扉(上)|我が聖域に開け扉(上)]]
 
* [[魔術士オーフェンはぐれ旅 我が聖域に開け扉(上)|我が聖域に開け扉(上)]]
 
* [[魔術士オーフェンはぐれ旅 我が聖域に開け扉(下)|我が聖域に開け扉(下)]]
 
* [[魔術士オーフェンはぐれ旅 我が聖域に開け扉(下)|我が聖域に開け扉(下)]]
* [[魔術士オーフェンはぐれ旅 ハーティアズ・チョイス|ハーティアズ・チョイス]]
 
 
|新シリーズ_長編 =
 
|新シリーズ_長編 =
 
* [[魔術士オーフェンはぐれ旅 キエサルヒマの終端|キエサルヒマの終端]]
 
* [[魔術士オーフェンはぐれ旅 キエサルヒマの終端|キエサルヒマの終端]]

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