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原大陸開拓史年表

2,895 バイト追加2016年2月14日 (日) 04:26
'''原大陸開拓史年表'''(げんたいりくかいたくしねんぴょう)では、『[[魔術士オーフェン]]』新シリーズに至るまでの[[キエサルヒマ大陸]]と[[原大陸]]における歴史を年表化する。
==主な出来事==
===バルトアンデルス事件===
赤光帝42年頃、[[バルトアンデルスの剣]]の制御実験に失敗し、被験者であった[[天魔の魔女]][[アザリー]]が怪物化するという《[[牙の塔]]》始まって以来の不祥事が引き起こされた。[[スクール]]の台頭以来ただでさえ《塔》の権威は失墜する一方の中、仮にも《塔》を代表する術者が実験に失敗するなどあってはならない事だった。《塔》上層部はアザリーの名前と経歴を抹消し、担当教師である[[チャイルドマン]]に抹殺を命じた。それらの処遇を巡って実験の参加者であったキリランシェロ(後の[[オーフェン]])は不服を言い渡し、名前も経歴も捨てて《塔》を飛び出していった。
 
それから5年、怪物となったアザリーは[[トトカンタ]]に姿を現した。偶然その場に居合わせたオーフェンは[[エバーラスティン家]]が秘匿していたバルトアンデルスの剣を使って元に戻そうと試みるが、同時にそれはかつての師と仲間を敵に回す事でもあった。紆余曲折を経てアザリーを人間に戻すことに成功したが、同時にそれは師チャイルドマンを死なす事になり、アザリーとオーフェンは互いに決別し、独自の道を歩むこととなった。
 
人間に戻ったアザリーは師が残した遺産と記録からキエサルヒマに迫る危機を知り、その中心地である[[キムラック]]へ向かうと同時に、オーフェンをキムラックへと導いた。
 
===アイルマンカー結界の崩壊===
赤光帝47年頃に勃発した[[キムラック事変]]の最中、[[始祖魔術士]][[オーリオウル]]の[[アイルマンカー結界]]に阻まれていた[[女神]]が上陸を果たそうとしていた。女神の侵攻は[[天魔の魔女]][[アザリー]]の尽力によって一時は阻止されたが、それと前後してオーリオウルは死去。キムラックの最奥部にあった結界の穴も別の地に転移されてしまった。この事態を察知したが上陸を果たそうとしていた。女神の侵攻はアザリーの尽力によって一時は阻止されたが、それと前後してオーリオウルは死去。キムラックの最奥部にあった結界の穴も別の地に転移されてしまった。この事態を察知した[[聖域]]と、それに抵抗する諸勢力は来たるべく事態に備えてそれぞれ行動を開始した。
結界の穴が聖域の上空に転移し、女神の再侵攻が2週間前後に迫った頃、[[最接近領]]の崩壊と同時に宮廷魔術士《[[十三使徒]]》が聖域への侵攻を開始する。最接近領領主[[アルマゲスト・ベティスリーサ]]の要請を受けた形で[[オーフェン]]一行も聖域に向かっていた。の要請を受けた形でオーフェン一行も聖域に向かっていた。
オーリオウルの死によって不安定となったアイルマンカー結界の維持を巡って敵味方双方で互いに互いを裏切り合う攻防の末、[[魔王]][[スウェーデンボリー]]の力を狙う[[コルゴン|ユイス・コルゴン]](後のエド・サンクタム)が聖域の中枢である[[第二世界図塔]]を占拠する。しかし、些細なアクシデントから魔王の力はコルゴンからオーフェンに移ってしまった。魔王召喚の人柱となったアザリーはオーフェンにオーリオウルの遺言を託し、決断を委ねた。アザリーから託された記憶からアイルマンカー結界こそが絶望を生んでいた事を悟ったオーフェンは結界を内側から破壊し、女神を世界の果てへと追放した。
;天世界の門
公の場に姿を現したカーロッタ・マウセンは原大陸政府に対し宣戦布告をすると同時に、女神は今後姿を現す必要はなくなったと宣言した。根拠は、ローグタウンに幽閉されたスウェーデンボリーを公の場に姿を現したカーロッタ・マウセンは原大陸政府に対し宣戦布告をすると同時に、女神は今後姿を現す必然性はなくなったと宣言した。根拠は、ローグタウンに幽閉されたスウェーデンボリーを[[ドラゴン化]]した配下のシマスに取り込ませ、誰にも滅ぼしえない真の巨人へと進化させたからである。無論その行為は[[人化]]を引き起こし、世界をひとつの完全物質へと還してしまうことだが、あくまでそれは遠い未来の果ての出来事でしかなく、女神が襲来する理由は巨人化を食い止めるための手段とされたを引き起こし、世界をひとつの完全物質へと還してしまうことだが、あくまでそれは遠い未来の果ての出来事でしかなく、変化と同時に滅びを司る神々にとっては問題にならなかった。むしろ、女神が襲来する本当の理由は巨人化を食い止めるための手段とされた[[魔王術]]と、魔王術を武器とする戦術騎士団にあった。[[常世界法則]]を捻じ曲げる魔王術は危険強度に至ったヴァンパイアを消去できるだけでなく、[[神々の現出]]さえも克服しうるものだった。しかしそれは変化の可能性を否定し、滅びを加速させる代物であったため、逆に神々を引き付けてしまう形となっていたのだった。
魔王術の根源であったスウェーデンボリーがドラゴンに取り込まれ、神々が襲来する必然性がなくなった以上、オーフェン・フィンランディが戦術騎士団を率いて権力の頂点に立つ理由がなくなり、現体制に不満を抱く団員と権力者たちによってその座を追われることになった。
;原大陸大戦
オーフェンの追放によって原大陸の独裁体制が完全に崩壊したが、今度はオーフェン失脚後の原大陸を誰が握るかで論争が巻き起こった。しかし、[[大統領邸]]を始め、[[ラポワント市議会ラポワント市]]も原大陸の覇権を握る大義名分もなく、[[カーロッタ派]]もローグタウンから一歩も動こうとしなかった。そんな中、突如現出した[[合成人間]][[マルカジット]]が暗躍を始める。合成人間が求めるのはオーフェンに代わる新たな《魔王》であり、その鍵となるのが召喚機によって生み出された[[魔剣]][[オーロラサークル]]だった。いつしか「シマスを倒し、オーロラサークルを手にしたものが次の原大陸の覇者」という認識が瞬く間に広まり、大統領邸、市議会、カーロッタ派による原大陸全土を巻き込んだ大戦に発展した。戦術騎士団も戦後の処遇を巡って市議会に与し、原大陸の覇権を巡る戦争が本格化した。
しかし、最終的にこの戦いは勝者がいない形で終息することとなった。大戦の火付け役となった合成人間は《塔》の特使マヨールの一行によって撃破され、オーロラサークルもドラゴンに取り込ませることで封印されてしまったからである。加えて、追放された魔王オーフェンに所々で妨害され本格的な衝突に至らず、どの勢力もいたずらに消耗するだけに終わった。
*リベレーターの代表[[ジェイコブズ・マクトーン]]、[[クリーチャー]]兵士の量産に着手。しかし、マヨールに検体徴発を阻止され、ボンダインは粛清される。(『[[魔術士オーフェンはぐれ旅 解放者の戦場|解放者の戦場]]』)
*エドガー・ハウザー大統領、リベレーター及びカーロッタ派を壊滅災害の元凶と断定。スウェーデンボリー魔術学校とラポワント市を主戦場とする激しい攻防戦が繰り広げられる。(『[[魔術士オーフェンはぐれ旅 魔術学校攻防|魔術学校攻防]]』)
*[[ローグタウン]]に[[アイルマンカー結界]]が出現。女神の再臨が現実のものとなる。(『が出現。これとほぼ同時期にカーロッタ率いる本体が侵攻を開始。(『[[魔術士オーフェンはぐれ旅 鋏の託宣|鋏の託宣]]』)*カーロッタ・マウセン、原大陸のすべてに対し宣戦を布告する。同時に、シマス・ヴァンパイアによる世界の滅びが確定したことでオーフェン・フィンランディは立場を失い、権力の座から追われる。([[魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(上)|女神未来(上)]])*原大陸の覇権を巡って大統領邸、ラポワント市、カーロッタ派がローグタウンを舞台に総力戦を繰り広げる。しかし、どちらも勝者となりえず、誰もが消耗し合うだけのまま終息した。*戦術騎士団、ラポワント市に編入。それに伴い市長の権限が拡大、ラポワント市王家が誕生しサルア・ソリュードが初代市王となる。一時は風前の灯火だったラポワント市議会だが、市王を監視する必要性から復権を果たす。([[魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(下)|女神未来(下)]])|-!|赤光帝72年頃||*マヨール・マクレディ、キエサルヒマへ帰還。
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