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革命闘士

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革命闘士(かくめいとうし)とは、原大陸の現支配勢力である資本家と魔術士に対し、政権の奪還を訴えて反抗を行う者のこと。独立革命闘士自由革命闘士、あるいは単に闘士とも呼ばれる。

概要[編集]

革命闘士を擁する最大の拠点であるカーロッタ村は、かつて「カーロッタ派」と呼ばれていた反魔術士派の開拓団がその前身であり、住民のほとんどが旧キムラック教徒である。彼らは資本家に奪われた原大陸の権益を本来の自由な人民である開拓民の手に取り戻すことをスローガンに掲げ、資本家の支配から脱した開拓民の真の独立を目指している。現体制において議会を掌握している資本家や、その手先であるとする魔術士(特にその頂点に居る魔王オーフェン・フィンランディと、その配下である戦術騎士団)に強い敵愾心を向け、死の教主カーロッタ・マウセンの指揮の下、合法的あるいはゲリラ的なレジスタンス活動を行う。

ただし、サルア・ソリュードを始めとする穏健派の元キムラック人からすれば、無用の軋轢をいたずらに生んでいる向きもあり、同じキムラック人を由来とする開拓民から支持されているとは一概に言えない[1]

革命闘士はカーロッタ派が中心となっているが、カーロッタ指揮下にない派閥も少なくなく、同じ革命闘士でもカーロッタによる体制に疑問を持つ者も少なくない[2]

組織の実態[編集]

革命闘士は魔術士と互角以上に渡り合える数少ない存在であるヴァンパイアが主なる戦力となっており、指導的立場になっているものも少なくない。しかし、ヴァンパイア化を促す信心証明薬は希少品となっており、また他者をヴァンパイア化できる能力を持った闘士は戦術騎士団から最優先で狙われているため、むやみやたらと増やす事が出来ないのが実情である。

また、ヴァンパイア化は進行が進むと知能と理性に障害が出るため、集団行動が取れないと判断されると放逐されるために慢性的な人手不足を抱えている。そのため、人材の登用は実力より協調性を重視し、連帯を強調し場を円滑に保てる人材を歓迎する傾向にある。

原大陸に暮らしている人間の中には自然発生的にヴァンパイア化を発症するものがいて、革命闘士はそうしたものを優先的に同志としてスカウトしている。

はぐれ闘士[編集]

魔術士に対して戦闘力を持つ闘士の多くは巨人化によって肉体を強化したヴァンパイアであるが、頭領のカーロッタ・マウセンは巨人化の弊害である知性の低下を厭い、症状の進行が顕著になり始めた部下をその都度村から追放するという措置を講じている。拠点を失った闘士は互いに寄り集まることではぐれ組織と化し、カーロッタの指示を仰がぬまま独自の行動を取るに至っている。

はぐれ闘士を始末するのは戦術騎士団だが、カーロッタは末期まで巨人化したはぐれ闘士を消去する事については一切口出しをしない。[3]

はぐれ闘士の中でも知性や理念を見失っていないものは秘密裏に建てられたキャンプ地に潜伏し、女神の再臨を待っている。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 元キムラック人で構成されていると思われるスウェーデンボリー魔術学校の事務方も、カーロッタ派による中傷のビラには頭を悩ませていた。
  2. ^ 中には、「サルア派」の革命闘士も存在する。
  3. ^ 無論、これはカーロッタの戦術騎士団に対する譲歩であるが、これを度々取引材料に使っているため、一部の革命闘士から嫌悪されている。

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