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ジャック・フリズビー

提供: オーフェンペディア

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プロフィール
種族 人間種族 (男)
人種 ドッペル・イクス
信仰 鉤十字信仰(名称不明)
出身地 アーバンラマ市

ジャック・フリズビーは、キエサルヒマ大陸のマイナー宗教の教師、殺し屋。聖域ドッペル・イクス

概要

黒いウールの聖服と聖帽を身に纏った大男。アーバンラマで聖職者と殺し屋を兼業していたが、ライアン・スプーンのスカウトを受けてドッペル・イクスの一員となり、コルゴンの監視と聖域への略取を行った。

ライアンの死後、彼の後任として聖域に身を置く。聖域から最接近領領主アルマゲスト・ベティスリーサ暗殺の指令を受け、単身で最接近領へと赴く。アルマゲストの容姿を知らされていなかったため、領内で遭遇した人間(非公式騎士十三使徒)を出会った端から手当たりしだいに殺害するという暴虐な手段を取った。領主の館で任務を完遂した直後にオーフェンと対峙すると、これを苦も無く打ち破り、オーフェンに瀕死の重傷を与える。

聖域の結界前で行われた戦闘では二度に渡ってオーフェンと相まみえ、その二度目の決戦において、オーフェンが無意識の内に放った決死の短剣に心臓を貫かれ、ついに息絶える。『はぐれ旅』でオーフェンが戦った最後にして最強の敵となった。

来歴

キエサルヒマ大陸のとある未開の村に生まれる。幼少の頃から原因不明の難病に蝕まれ、手足を動かすことはおろか、言葉を発することすらも困難になった。土地の祈祷師はこれをジャックの影に潜む「悪魔」の仕業と見定め、両親は様々な悪魔祓いを試したものの、症状は一向に快方に向かわず、次第に両親はジャック自身を悪魔として恐れ始めた。ジャックは体の中から聞こえる「声」に従って村から逃げ出し、アーバンラマを訪れて拳の師と出会った。

「両腕をそれぞれ天地に折り曲げられた十字」という、本来は忌諱されるべき偶像を聖印(シンボル)とするマイナー信仰の信者であり、アーバンラマ市の南部に教会を構えていた。

技能

人体を拳の一撃によって原型を残さないほどに粉砕するという凄まじい破壊力を持った格闘術「崩しの拳」を操る。その力の正体は、ジャックを幼少の頃から蝕み続けている先天的な異常筋力症であり、ジャックの全身の筋肉は体の動かし方をひとつ誤るだけでも自らの骨を押しつぶすほどに肥大化してしまっている。ジャック自身はこの病を「悪霊」と呼び、アーバンラマで出会った拳の師の下で長い修練を積むことで力の制御法を確立し、同時に大陸無比の暗殺術を体得した。

必ずタイムラグが発生し近接戦闘では有効な手だてがほとんどない魔術に対して、一撃で即死するほどの威力をもつ拳と、瞬間的に間合いを詰める凄まじい運動能力を持ったジャックは、魔術士にとってまさに天敵といえる存在である。

備考

  • ジャックの異常筋力症は巨人化の症状にも似ているため、関連がある可能性がある。

登場作品

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