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マジク・リン

1 バイト除去2015年12月9日 (水) 03:10
オーフェンがトトカンタに現れてからというもの、宿代を滞納し居候も同然に寄生するオーフェンと、その周りに集まる変人たちに引き起こされるはた迷惑な騒動に半ば無理やり巻き込まれることも多く、苦労が絶えなかった。
学校での交友関係は九分九厘が変人かいじめっこというあまり良好とは言い難い様子だが、顔や人当たりがよかったため年上受けが良く「上級生殺しのマジク」と呼ばれるほど先輩女子には人気があった。学年生がないクラスだった為、三歳年上の学校での交友関係は九分九厘が変人かいじめっこというあまり良好とは言い難い様子だが、顔や人当たりがよかったため年上受けが良く「上級生殺しのマジク」と呼ばれるほど先輩女子には人気があった。学年制がないクラスだった為、三歳年上の[[クリーオウ]]とも同じクラスで入部していたサークル([[戦争脅威力研究クラブ]](通称「戦争クラブ」))も同じ。下町の学校の金髪同士という共通点から仲良くなり、幼少の頃(少なくともマジクが9歳より前の年)から現在までクリーオウには散々こき使われたりいじめられていたようだが、お互いに一番付き合いが長く姉弟の様な間柄である。
===はぐれ旅===
旅の合間に指導を受ける魔術の制御法を驚異的なスピードで修得していき、かつては《[[牙の塔]]》で無二の天才と名を馳せたオーフェンすらも舌を巻く天性の才気を発揮。[[アレンハタム]]の[[秘宝の番人|殺人人形]]や、《[[牙の塔]]》の[[暗殺技能者]][[スエイン]]との戦いの中で、極めて強大な[[魔力]]を秘めていることも明らかになる。その一方で、本来熟達した魔術士が何年も経験を積み身につける技術を素人同然のマジクが見よう見真似でできてしまう、というアンバランスさは諸刃の剣で、普通の少年にすぎなかったマジクは手に余る大きすぎる力に物語の始終振り回される事となる。
第一部後半では師匠の役に立ちたいという気持ちが承認欲求に繋がるも、努力や苦労を労うアクションを余裕のなかったオーフェンは一切しなかった為、満たされない反動からか次第に増長した態度を見せ始めるようになる。いつまでも自分を半人前扱いするオーフェンに苛立ちを募らせ、キムラックでは魔術を使えなくったオーフェンに対し「自分に嫉妬している」と反骨心をむきだしにする一幕もあったが、サルア・ソリュードに己の未熟さを諭され、再びオーフェンに従うようになる。第一部後半では師匠の役に立ちたいという気持ちが承認欲求に繋がるも、当時の余裕のなかったオーフェンには努力や苦労を労うアクションができなかった為、満たされない反動からか次第に増長した態度を見せ始めるようになる。いつまでも自分を半人前扱いするオーフェンに苛立ちを募らせ、キムラックでは魔術を使えなくったオーフェンに対し「自分に嫉妬している」と反骨心をむきだしにする一幕もあったが、サルア・ソリュードに己の未熟さを諭され、再びオーフェンに従うようになる。<ref>元々一般人だったマジクは魔術士に関して疎かったのと、魔術を共に学ぶ仲間もいなかったため視野が狭く、オーフェン=魔術士の全てと認識するようになっていった。それに加え、マジク自身の魔術の成長速度が異常過ぎた為、『熟練者にしか使えない高度な術を扱える超初心者』という本来成立しない危うい状態になってしまっていた為、通常の魔術士なら問題のなかった師弟関係も沢山のフォローが必要な状態になっていたが、タイミングが悪くオーフェンは弟子に向き合う余裕がまるでなかった。このズレから生じた苦悩は大きく、第二部最終巻付近までマジクを苦しめた。</ref>
旅が東部に入ると、[[聖域]]から放たれる刺客「[[ドッペル・イクス]]」との戦いに否応なく巻き込まれ、自身の最大威力を投じてもなお歯が立たない脅威に次々と直面する。地道な訓練の成果で魔術の制御力は飛躍的に向上したものの、いざという場面では常に無力を晒す自らの不甲斐なさに煩悶し、すっかり自信を喪失してしまう。
17〜18歳の頃、[[開拓公社]]が立ち上げた新たな開拓計画に参加。「[[遅れてきた開拓団]]」として[[原大陸]]に渡り、オーフェンとクリーオウの家を訪ねる。同じ頃に誕生したオーフェンの第一子[[ラッツベイン・フィンランディ|ラッツベイン]]は、後にマジクの弟子となった。
オーフェン一家が住む[[ローグタウン]]に自らも住居を持ち、開拓作業と[[カーロッタ派]]との戦いに従事。[[ヴァンパイア]]や[[神人種族]]の脅威に対抗するため、オーフェン、[[エド・サンクタム]]と共に[[戦術騎士団]]の基礎を作る。この『第三部』では、マジクは[[サファイア・エラガン]]なるカーロッタ派の女性神人信仰者と邂逅し、恋に落ちるというサイドストーリーもあるとかなるカーロッタ派の女性神人信仰者と邂逅し、恋に落ちるというサイドストーリーもあるという。<ref>『[http://www.motsunabenohigan.jp/ モツ鍋の悲願]』 > 仕事 >『秋田禎信BOX』</ref>。
20代半ばの頃、オーフェンが開校した[[スウェーデンボリー魔術学校]]に教師として赴任。
騎士団内では「'''ブラディ・バース'''」と呼ばれ、作戦上のコードネームにもなっている。オーフェンが議会からの弾劾等の理由で直に動けない場合は臨時の指揮官となり、オーフェンが持つ[[神人対抗措置執行判定]]の優先票も一時的に継承される取り決めとなっている。
ラッツベイン視点では普段のマジクは腑抜けた昼行灯のような生活を送り、色恋沙汰とも無縁の独り身でオーフェン家の居候に思えるほど入り浸っているとの事。ラッツベインが変に気を使ってお見合い相手を用意してくるが、九分九厘が変人なためうまくいったためしはない。雰囲気はショボい、枯れている哀れ、など散々な評価を下されているが、ルックスそのものに感しては年の割に悪くないとのこと。ラッツベイン視点では普段のマジクは腑抜けた昼行灯のような生活を送り、色恋沙汰とも無縁の独り身でオーフェン家の居候に思えるほど入り浸っているとの事。ラッツベインが変に気を使ってお見合い相手を用意してくるが、九分九厘が変人なためうまくいったためしはない。雰囲気はショボい、枯れている、哀れ、など散々な評価を下されているが、ルックスそのものに感しては年の割に悪くないとのこと。
===新シリーズ===
小さな子どもやクリーオウのような気の強い性格の女性には特に振り回されやすい。が、当のマジク本人も何だかんだと言いながら面倒をみてしまう傾向がある。
クリーオウとの関係は幼なじみとかクラスメートとか言う以前に「姉と弟」そのものであり、クリーオウとの関係は幼なじみやクラスメートという以前に「姉と弟」そのものであり、[[オーフェン]]と[[アザリー]]・[[レティシャ]]姉妹の関係に似ている。そのため、フィンランディ三姉妹は長い事マジクを叔父だと思い込んでいたようで、事実を知った現在でも身内と変わらぬ扱いを受けている。
金髪碧眼という[[貴族]]に多く見られる特徴を持つが、貴族の血が流れているという根拠は無い。ただし[[ヴァンパイア]]の血を引く可能性を持つという事から、かつては貴族であったに多く見られる特徴を持つが、貴族の血が流れていると明言されたことはない。ただし貴族であった[[ケシオン・ヴァンパイア]]の末裔という事を暗示している可能性はある。の末裔である可能性については幾度か言及されている。
==技能==
初めの頃は魔術が暴発あるいは不発することもしばしばあったが、『第二部』に至るとオーフェンをして「完璧な制御」と言わしめるまでに魔術をものにする。しかし、[[魔術士の憂鬱]]という壁にぶつかったことで逆境に極端に弱くなり、正念場で本来の力を発揮できなくなってしまった。その後、イザベラの元で修行し直し、[[トトカンタ防衛戦]]で活躍するまでに至った。
キエサルヒマと原大陸での実戦と修行を重ね、熟年に至る『第四部』の時代には魔術士の頂点とも言える高みへと上りつめる。複数の魔術効果を一つの呪文と構成によって連続的に発生させる「[[変換鎖状構成]]」や、移動距離が飛躍的に伸び、遮蔽物さえすり抜けることができる高次元の[[擬似空間転移]]など、マジク以外の人間には再現不可能な超高難度のレベルの魔術を自在に操り、殆ど[[魔法]]と呼べる代物の[[魔王術]]を誰よりも巧みに使いこなすことができる原大陸トップクラスの実力を有し、同僚のシスタからは「とても人間とは思えず、名前で呼ぶのも抵抗があるくらい」と評されている。を巧みに使いこなすことができる原大陸トップクラスの実力を有し、同僚のシスタからは「とても人間とは思えず、名前で呼ぶのも抵抗があるくらい」と評されている。
===黒魔術===
* [[我が名、イクトラ、それは虚偽…]]
[[契約触媒]]は黒魔術。魔王術を使うと数日間は魔術を使えなくなる<ref>魔王術の代償か戦闘のショックかは判別つかないが、時々トイレで吐いているところを魔王術の代償の余波か戦闘のショックかは定かでないが、時々トイレで吐いているところを[[エッジ]]に目撃されている。</ref>。
==備考==
* 元々マジクはオーフェンのプロトタイプとなる話の主人公として作られたキャラクター。その短編での設定では17歳で、キエサルヒマとは別の大陸に住むオーフェンを訪ねて旅をするという内容。(現段階で分かる第三部の設定と同じ。詳細は[[3YA設定]])未発表のその作品はドラゴンマガジン編集部内のどこかに眠っているとの事。<ref>『ザ ベスト オブ オーフェン』インタビュー記事より</ref>
* 名前の由来について、''Magic''(魔法)のもじりや、某台所用洗剤の商品名など諸説あったが、それらは公式に否定された<ref>『[http://www.motsunabenohigan.jp/ モツ鍋の悲願]』 > 雑記(2008.10.12)</ref>。正解は「単純な思いつき」ということらしい。
* 碧色の瞳や超人的な潜在能力の高さから、当時読者の間で「実はグリーン(翠色あるいは碧色)の瞳や超人的な潜在能力の高さから、当時読者の間で「実は[[ドラゴン種族]]ではないか」という噂も流れたが、一応は人間である。しかし[[アイリス・リン]]の血縁者の為、の息子である為、[[ヴァンパイアケシオン・ヴァンパイア]]の血が混ざっている可能性はある。の血を引いている可能性はある。
* アニメ版ではオーフェンのことを「お師様」でなく「お師匠様」と呼ぶ。これは「オシサマ」という音だけではアニメ初見者に意味が伝わりにくいという配慮によるもの。なお、ゲーム版では台詞と共に文章も表示されるためか「お師様」と呼んでいる。
* 『第四部』時点でマジクの名は、キエサルヒマでは伝説といっていいほど有名になっている。そこまでの人材が《塔》からではなく市井から出た事を[[フォルテ・パッキンガム|フォルテ]]から気にされていた。一方、マジクの第二の師である[[イザベラ]]教師は「馬鹿げた才能の塊」と評価する一方で、「単なる才能の化け物でしかない、ただの例外」と言ってのけ、必要以上に気にするフォルテを「アホ」と切り捨てた<ref>出会った当時、マジクは[[魔術士の憂鬱]]という壁にぶち当たり、オーフェンという大陸屈指の魔術士を師に持つ事に苦悩していた時期であったため、そういった部分も見てきた彼女としてはフォルテからそう見られているのは複雑な気分ではないか思われる。</ref>。
* [[オーフェン]] - 師、上司、友人
* [[イザベラ]] - 師
* [[ラッツベイン・フィンランディ]] - 弟子、部下弟子、後輩、部下* [[エッジ・フィンランディ]] - 弟子、部下後輩、部下
* [[クリーオウ・エバーラスティン]] - 幼馴染み
* [[サファイア・エラガン]] - 恋人?
** ゲーム : [[ゲーム:ヒーローズファンタジア|ヒーローズファンタジア]] (PSP、2012年)
* [[wp:鈴木千尋|鈴木千尋]] - 中年期
** ドラマCD : [[魔術士オーフェンはぐれ旅 (新シリーズ)#ドラマCD版|魔術士オーフェンはぐれ旅 (新シリーズ)]] (2012年-2014年)2015年)
** ドラマCD : [[魔術士オーフェン しゃべる無謀編]] (2012年 - 2013年)
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