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マリア・フウォン

提供: オーフェンペディア

マリア教室から転送)
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プロフィール
種族 人間種族 (女)
人種 黒魔術士
誕生年 赤光帝17年
年齢 25歳 - プレ編
30歳 - はぐれ旅
53歳頃 - 新シリーズ
声優 百々麻子

マリア・フウォンは、キエサルヒマ大陸黒魔術士。《牙の塔》出身。《牙の塔》マリア教室の教師、宮廷魔術士《十三使徒》を経て、新シリーズではキエサルヒマ魔術士同盟メベレンスト支部の支部長。異名は「鉄でできた女」(キャット・オブ・スティール)。

概要[編集]

十三使徒》のナンバーズに名を連ねる大陸屈指の実力を持つ女魔術士。《十三使徒》の長であるプルートーと共に「王都の二大怪人」と並び称されていることから、ナンバーズ内の序列はプルートーに次ぐ第二位に位置すると思われる。

牙の塔》出身で、同校マリア教室の教師を担当していた。生徒にフレアイールギットイザベラライナスがいる。教師時代にはオーフェンとも顔見知っている。

来歴[編集]

《牙の塔》で魔術を学び、21歳という異例の若さで自分の教室を持つ教師に抜擢される。同時期に王都から《十三使徒》入りの推挙を受けて王都に渡ったが、すぐに《塔》に呼び戻されている。これもオーフェンの例と同じく《塔》の最高執行部の陰謀によるもので、《十三使徒》から《塔》のスパイであるという疑惑をかけられたためである。[1]

《塔》内では最強の魔術士の一人に挙げられ、最高執行部から「チャイルドマン・パウダーフィールドとの間に子を作れ」という要請を下されたこともある。好奇心や探究心が強く、大陸最強の力を持ちながら執行部の言いなりになって動くチャイルドマンの真意に迫ろうとしていた。

赤光帝45年頃、再び《十三使徒》に召集され、イールギット、イザベラを連れて王都へ渡った。

プルートーが最接近領を落とすために暗殺技能者シーク・マリスクカコルキスト・イストハンの派遣を決定した際、マリアは一番弟子のイールギットを「歯止め」として同行させ、死なせてしまう。その後、プルートー自ら率いる聖域侵攻部隊に編成され、聖域へと向かう行軍の途中、同じく聖域を目指していたオーフェンと再会した。

その後[編集]

アイルマンカー結界の消滅後、王都に戻るが、《十三使徒》の解体とプルートーの王権反逆罪が確定したため、イザベラを始めとする生き残った魔術士達を引き連れて《牙の塔》に戻った。

『第四部』では、新たなる《十三使徒》(正確にはキエサルヒマ魔術士同盟メベレンスト支部)の結成に向けた活動を行っている。しかし、魔術士の楽園と云うべきタフレムからわざわざ出たがる人材は少なく、計画は難航している模様。体験入学的に呼び寄せた若い魔術士を接待してストレスを溜めている。[2]

幸い、イザベラの弟子でマヨール・マクレディの先輩にあたるデーボン・カーターカミランを引き抜き、次代を担う人材として教育している。マヨールもメンバー候補にと目をかけられていた。ティフィス教室出身のビフも密かに目をかけていたが、魔王術を修業した人材を外に出すことを嫌った《塔》上層部に妨害され、引き抜きはかなわなかった。

人物[編集]

  • 元祖「天魔の魔女」であり、基礎クラス時代のマリアの後輩で性格も似通っていたアザリーは、マリアを過剰なまでに敵視していた。
  • マリアの最初の生徒となったフレアは訓練中の魔術の暴発によって死亡しており、マリアの消えないトラウマとして残った。
  • 「大根もでかいのはなかなか引き抜けないわよね」とはここ最近よく口する愚痴で、半ば口癖にもなっている。

技能[編集]

《牙の塔》では最強の魔術士の一人に数えられていた。まだ学生だった頃のオーフェンが放った必殺の一撃を間一髪でかわすなど、身のこなしも一流であった。しかし、5年に渡る放浪で数々の経験を重ねたオーフェンにはかなわないと自身の口から語り、オーフェンからも断言された。

黒魔術[編集]

関連人物[編集]

声優[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 彼女を推挙した人物は《塔》へ送り返した直後に亡くなっている。暗殺か否かは定かではない。
  2. ^ スカウトの手はハーティアの弟子筋から没落貴族の非魔術士まで多岐に渡り、裏では原大陸の魔術士にも声をかけようと画策していたらしい。

登場作品[編集]

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