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チャイルドマン・パウダーフィールド

提供: オーフェンペディア

門弟XXから転送)
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プロフィール
種族 人間種族 (男)
人種 黒魔術士
出身地 聖域
誕生年 約200年前
年齢 25歳 - プレ編
30歳 - はぐれ旅
血液型 B型[1]
身長 183cm[1]
体重 80kg[1]
声優 中田譲治

チャイルドマン・パウダーフィールド(本名:アルフレド・マインス[2])は、キエサルヒマ大陸黒魔術士暗殺技能者イスターシバの弟子。最接近領領主、フリーの暗殺者を経て、《牙の塔チャイルドマン教室の教師。かつては「XX」(ドッペル・イクス)とも呼ばれた。

概要[編集]

長い髪を後ろで束ねた長身の男。10年程前から何の前触れもなく頭角を現わし、瞬く間に大陸最強の魔術士にして最強の暗殺者の名声を世間に轟かせた。《牙の塔》ではチャイルドマン教室の教師として「後継者」となるべく魔術士の育成に携わり、オーフェンはその中の一人だった。

赤光帝42年頃、生徒の一人であり私的な補佐役でもあったアザリーが、天人種族の遺産月の紋章の剣」の発動実験に失敗し、異形の怪物へと変貌して失踪するという事件が起こった。チャイルドマンは最高執行部が下したアザリー抹殺の命令に背き、アザリーを救出するため独自に彼女の追跡を開始した。

5年後、チャイルドマンの執拗な追跡の目的が自分の抹殺であると早合点したアザリーは、自制の尽きる直前に白魔術で自分とチャイルドマンの精神を入れ替えてしまう。一転して怪物の姿となったチャイルドマンは早急に元の姿に戻るため、友人(エキントラ・エバーラスティン)に預けていた月の紋章の剣を求めてトトカンタに現れる。それを知ったアザリー(肉体はチャイルドマン)は、《牙の塔》で「アザリー」討伐部隊を編成し、トトカンタに遠征を行う。チャイルドマンは討伐部隊による魔術の集中砲火を受けた末に、最後はアザリー自身の手によって止めを刺され、彼女の身代わりとなる形で命を落とす結末となった。

来歴[編集]

200年前[編集]

チャイルドマンの正体は約200年前の聖域で生まれた過去の人間であり、時の天人司祭イスターシバの愛弟子アルフレド・マインスである。イスターシバから直々に知識と戦闘術の手ほどきを受けたアルフレドは、聖域と外界の仲介役を命じられ、対聖域外交大使、すなわち最接近領領主に就任した。ドラゴン種族人間種族双方の王に同時に仕えていたため、人間種族側からは「コウモリ」、「裏切り者」、「ドッペル・イクス」などと揶揄された。

200年前のタフレムに戦闘技術と魔術の伝授を目的に「戦術技巧所」を設立。戦術技巧所は後に《牙の塔》へと発展したため、事実上の《牙の塔》の創立者でもある。同時期に出現したケシオン・ヴァンパイアオーロラサークルをモチーフにドラゴンの紋章をデザインした。

魔術士狩りの戦争の末期には、聖域と敵対する貴族の側につき、イスターシバ暗殺を任務を負う斥候としてかつての師の前に現れた。しかし、イスターシバから魔術士狩りの真相とキエサルヒマ大陸に迫っている破滅の危機を告げられ、逆に彼女から新たな密命を与えられる。それは、すでに滅びを待つのみとなったドラゴン種族に代わり、聖域に残った力を使って破滅に抗うことのできる人間、キエサルヒマ大陸の「後継者」を見出すことだった。イスターシバとの間に盟約を契ったチャイルドマンは、彼女の最後の魔術によって、アイルマンカー結界が破綻を迎える時代へと時間転移した。アルフレド・マインスの名を捨て、自らを「チャイルドマン・パウダーフィールド」と名乗るようになったのはこの時である。

現代[編集]

未来に再生したチャイルドマンは、フリーランスの暗殺者として裏社会を立ち回りながら、大陸中を巡ってこの時代の情勢と魔術士の進歩を見定めた。またキムラックユグドラシル神殿に侵入し、始祖魔術士オーリオウルと交信(最終拝謁)を行い、運命の女神を食い止める彼女の余力はもはや限界に達していることを確認した。この時チャイルドマンはキムラック教会の教主ラモニロックを暗殺していくつもりだったが、彼が人間種族の始祖魔術士セグワ・オリンプスであることを知り、断念した。

再生された直後は時間転移の衝撃によって記憶を失い、名前も使命も忘れてしまった状態にあった。彼の復活を予期されていたティシティニー・エバーラスティンに保護されたチャイルドマンは後にエキントラ・エバーラスティンとも知り合い、長年に渡る親交を深める。エバーラスティン家の住むトトカンタはその当時、裏社会を牛耳るアイリス・リンとその反対勢力とが血で血を洗う抗争を繰り広げており、同じくチャイルドマンの再生を予期し危険視していた貴族連盟の介入もあって混沌とした状態にあった。アイリスは当初、旧知のティシティニーの要請を受けて匿っていたが、それより以前に別ルートからチャイルドマンの抹殺依頼を受けていた。ようやく記憶が戻り、日時を示し合わせて挑んだものの圧倒的実力差をもってあしらわれ、アイリスの夫バグアップと息子マジクを人質に取る事で辛うじて傷み分けに持ち込んだ。

最後に《牙の塔》を訪れ、最高執行部に自分を教師として雇うよう持ちかけた。当時、王都スクールが育て上げた「魔人」プルートーの出現によって、黒魔術の最高峰たる権威を大きく揺るがされていた《牙の塔》は、この素性の知れない若年の魔術士を直ちに教師として採用し、さらに《塔》の中でも特に優れた才能を選抜する特別教室「チャイルドマン教室」を創設した。この時、チャイルドマンは若干20歳の頃であった[3]

牙の塔時代[編集]

教室では7人の生徒を受け持ち、己に課せられた使命を果たすため、後継の育成に励んだ。しかし、チャイルドマンが有する能力はあまりにも広範かつ強大であり、生徒たちはいずれもその全てを受け継ぐには器が足りなかったため、それぞれが得意とする異なる分野の技術を集中的に伝授されたという。

しかし実際は、大陸放浪時にヴァンパイアなどと接触した経験から、一人の後継者を作るのではなく組織として活かすことを選択した結果、弟子たちの特性に合わせて技術を割り振ったというのが真相である。

人物[編集]

基本的に鉄面皮だが、ごく稀に極めて人間的な感情を見せることもある。「チャイルドマン・パウダーフィールド」という通名は彼自身が付けた名で、「火薬の庭」(魔術士狩り時代の俗称)から来たる、イスターシバの「永遠の子供」という意味にちなんでいる。

技能[編集]

およそ人間種族の魔術士が辿り着くことのでき得る最大の能力を有していると言える。彼が独自に編み出したとされるいくつかの黒魔術の構成白魔術に近いレベルのもので、《牙の塔》の最秘奥となっている。チャイルドマンが生徒に伝授する体術や暗殺術は、「特殊拳法」と呼ばれる現在ではほとんど廃れてしまった古式の格闘術に類似しているが、これは実際にチャイルドマン自身が200年前の古代の人間であり、当時の天人から直接戦闘術を学んでいるためである。

天人種族の遺産に関する知識にも富み、多くの遺産を秘匿していた。またキエサルヒマ大陸の「ネットワーク」を扱うことができる数少ない人間の一人でもある。

黒魔術[編集]

評価[編集]

キエサルヒマ大陸において「最強の魔術士」と呼ばれるに相応しい力と技術を持っていたことには疑いが無く、世間では「王都の魔人」プルートーと双璧とも囁かれていた。なお、プルートー自身は言葉にこそ出さないものの、チャイルドマンには及ばないと感じていた様子だった。

200年前当時、師のイスターシバから「知識、行動力、理解力、先見性、その他いかなる分野においても人間種族で汝を超える者は存在しない」とまで断言されている。

関連人物[編集]

生徒

声優[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c エンサイクロペディア魔術士オーフェン
  2. ^ 怪人、再び』にて判明
  3. ^ 再生された際にチャイルドマンは肉体が若返ったように感じており、実際の年齢は不明である

登場作品[編集]

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